日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

2020-07-15から1日間の記事一覧

◎七月の品評 (その3)

七月出品 S12-16 ◎七月の品評 (その3) S12 和同の写し 元は雑銭から拾った品だ。細縁でもあり、「絵銭」と思っていたが、文字の配置がぴったり本銭と同じになっている。書体が様々あるから、なおさら難しいが、どうやら面文を起こしたもの(絵銭)ではな…

◎古貨幣迷宮事件簿 閑話休題 「写しあれこれ」

◎古貨幣迷宮事件簿 閑話休題 「写しあれこれ」 その1)「加賀出来」の絵銭 その1は大迫駒引を写したもので、俗称で「加賀出来」と呼ばれる。 なかなか見栄えのする金味で、四五十年も経てば、如何にも古そうに見えるだろう。 本銭との決定的な違いは、銭径…

◎『鬼灯の城』11 「鬼灯」の章 前段概要

◎『鬼灯の城』11 「鬼灯」の章 前段 『鬼灯の城』はいよいよクライマックスに差し掛かった。 盛岡タイムス紙面では今はちょうどこの辺になる。 夏が来て、鬼灯の花が咲くようになる。 桔梗は重清の子を孕むが、次第に体調が悪化する。 それもその筈で、杜鵑…