日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

『死の国』ノート

◎『死の国』ノート 総ての記憶は残っている

◎『死の国』ノート 総ての記憶は残っている ひとは生まれ落ちてから死ぬまでの1分1秒ごとの記憶を総て持っている。 「忘れる」というのは、単純にものを押入れや戸棚に仕舞い、隠してしまうのと同じで、扉を開けば取り出せる。 要するに格納庫に入れて見えな…

◎『死の国』ノート 霊魂の存在形態

◎『死の国』ノート 霊魂の存在形態 これまで観察してきたところでは、霊魂の存在形態には、3つの次元が存在すると考えられる。 「現界」:唯一、自ら存在を確認出来る領域で(実存)、ひとが肉体と精神の両方を持つ。 「幽界」:ひとは肉体が滅んだ後もある…

◎自殺をしてはいけない理由

◎自殺をしてはいけない理由 自死(自殺)をしようとする時、心の中は慙愧で一杯になっており、後悔や恨みの念に囚われています。 その念により、死んだ後も、そのままの状態で留まっていることが多いようです。 自殺した霊の多くは、死ぬ直前の姿を留めてお…

◎『死の国』ノート(続) 霊は恐ろしいものではない

◎『死の国』ノート(続) 霊は恐ろしいものではない 霊が幽界に留まる理由は、何かへの拘り、執着心から、自我を解放出来ないことによります。 生きている人間で、その状態にもっとも近いのは、心に病を持つ人ということになります。要するに偏執質・症です…

◎占い師や霊能者の語る「嘘」

◎占い師や霊能者の語る「嘘」 まず3つの画像を見てください。画像処理がお粗末ですが、イメージは出来ると思います。(ちなみに、ネットでフリー画像をダウンロードして加工したものです。) 1つ目は「床の上に置いた板」ですが、ここでは板の幅を15セン…

◎再び「霊魂の循環」を解釈する

◎再び「霊魂の循環」を解釈する (語り手:神谷龍慶、聞き手:早坂ノボル) 「霊魂の循環」について (早坂)「さて、神谷さん。これまでの死生観の多くは、生と死を二分法で捉えて来ました。生と死を二つの世界に分ける考え方です。どの信仰・宗教でも、現…

◎霊魂の循環について

: ◎霊魂の循環について ひとは霊界(海)より生まれ、霊界に戻ります。 各段階で何が起きるのかを図示してみました。 (0)霊界=原初形態 霊界は霊素で出来ています。 霊素とは、ひとが人生の中で経験した個々の感情経験を指します。 これは、「母に抱かれ…

◎「あの世」への扉

◎「あの世」への扉 ひとつの部屋の中に「間仕切り」があり、二つに隔てられている。これが現世(界)と幽界の境目で、互いに「壁がある」と思っているので、互いの存在を意識しない。 それらしき気配を見たり聞いたりしても、それは想像にすぎず、「存在しな…

『死の国』ノート 13)精神と肉体の関わり

『死の国─神谷龍慶との対話─』ノート 13)精神と肉体の関わり 話し手:神谷龍慶、聞き手:早坂ノボル ■神社で起きたこと (早坂)「これは以前お話ししたことですが、改めてお話しします。昨年のことです。岩手の御堂観音という神社にお参りしたのですが、…

『死の国』ノート 12)霊界はどんなところ

『死の国』ノート 12)霊界はどんなところ 話し手:神谷龍慶、聞き手:早坂ノボル ■霊界はどこにある (早坂)「私は八年前に大掛かりな手術を受けたのですが、危うく命を落とすところでした。手術中は目を瞑っていたのですが、その最中に不思議なものを観…

1)『死の国』ノート はじめに ─神谷龍慶氏との出会い─

冒頭が落ちていましたので、再録します。 1)はじめに ─神谷龍慶氏との出会い─ この記録を書くことになった発端は、ごく偶々、神谷龍慶氏と出会ったことによる。 ある日、私が公園のベンチで物思いに耽っていると、反対側の端に男が座った。 男は短髪で、白…

『死の国』ノート 11)死霊を祓う方法

『死の国』ノート 11)死霊を祓う方法 話し手:神谷龍慶、聞き手:早坂ノボル ■お経の効用 (早坂)「さて、生ける者の前に現れる『霊』とは、事実上、幽霊や悪霊のことで、我々にとってあまり望ましい存在ではないようです。しかし、それは物語や想像だけ…

『死の国』ノート 10)死後に起きること

『死の国』ノート 10)死後に起きること 話し手:神谷龍慶、聞き手:早坂ノボル ■人が死ぬと・・・ (早坂)「ほとんどの者は死後の存在について半信半疑の状態です。これまでのご説明で何となく全体像が見えて来ましたが、まだ実感としては分からない部分が…

『死の国』ノート 9)霊素・霊気とオーブ

『死の国』ノート 9)霊素・霊気とオーブ 話し手:神谷龍慶、聞き手:早坂ノボル ■オーブ:煙玉とは (早坂)「私は煙玉について研究しています。この煙玉とは、一部ではオーブと呼ばれるものに近いのですが、明らかに自然現象と目されるものがあり、またそ…

『死の国』ノート 8)霊界のエネルギー

『死の国』ノート 8)霊界のエネルギー 話し手:神谷龍慶 聞き手:早坂ノボル ■信仰と宗教 (早坂)「それでは、現世を生きる者にとっての日常に話を戻しましょう。霊魂のあり方は霊界、幽界、現世界と三層に分かれており、相互に関わっているわけですが、…

『死の国』ノート 7)神仏は存在するのか

『死の国』ノート 7)神仏は存在するのか 話し手 神谷龍慶 聞き手 早坂ノボル ■神仏は存在するか (早坂)「私たち夫婦は、不動明王を一家の守り神としています。これは私が病気で苦しんでいる時に、こんな夢を観たからです。妻と二人で道の上に立っている…

『死の国』ノート 6)羯諦の意味

『死の国』ノート 6)羯諦の意味 ■般若心経の教え (問い)「魂の循環の説明で、ふと思いついたことがあります、般若心経では色即是空、空即是色と説きます。形ある見える物の背後には、必ず形を作っている本質が存在する。しかし、その本質は見えない。霊…

◎『死の国』ノート その5) 死後の魂

: ◎『死の国』ノート その5) 死後の魂 ■死後、魂はどこに行く? (問い)「ではここでこれまでの要点を整理してみましょう。私たち生者にとって最も重要なことは、死んだ後にどうなるか、死ぬとどこに行くのかということです。端的に言って、どのような経…

◎『死の国』ノート その4 自我の呪縛

◎『死の国』ノート その4 自我の呪縛 ■幽霊はどこに行く (問い)「幽界に留まり、自我を捨てることの出来ぬ魂のことが幽霊だという話ですが、そういった霊たちはどうなるのですか。そのまま悪霊や怨霊となって、そこに留まり続けるのでしょうか」 (神谷)…

◎『死の国』ノート その3 ひと雫の生

◎『死の国』ノート その3 ひと雫の生 ■ひとは「生まれ替わる」のか (問い)「生者の魂は霊界に行くと、個我(自我)の殻が壊れ、拡散して集合となる。このため、霊魂は不生不滅で、ただかたちが変わるだけだと前回伺いました。そのことを示す具体的な証拠…

◎『死の国』ノート その2 魂の循環

◎『死の国』ノート その2 魂の循環 夢の中に神谷龍鳳氏が現われ、言葉を交わした。 これから順次、神谷龍鳳氏との問答を記してゆく。 ■死後の魂、あるいは魂の循環について (問い)「貴方が霊界の住人であるというなら、説明が出来るはずです。貴方が現わ…

(『死の国』通信) 現世と幽界の関係

「三途の川便り」では、主に実体験を記していますが、こちらは解釈です。 夢で示唆があり、神谷龍鳳という筆名でテキストを作ることになりそうです。 このため、少しずつ準備していくことにしました。 これまで見てきたことを総合すると、「幽界」はこんな世…