日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

早坂ノボル的生活と意見

◎病棟日誌 悲喜交々1/27 「しぶといひと」

◎病棟日誌 悲喜交々1/27 「しぶといひと」 朝、早めに病院に入ると、ロビーに先輩患者のNさんがいた。 「今日は年に一度の全身の検査なんだよ」 傍らにはステッキが置いてある。 視線を感じたのか、Nさんの方から話した。 「また足が悪くなり、どうやら親指…

◎病棟日誌 悲喜交々1/25 「改心は不要」

◎病棟日誌 悲喜交々1/25 「改心は不要」 とりとめのない日々の日記。さしたる内容はなし。 この日の看護リーダーは、北海道出身のタマちゃんだった(五十台男)。 一人ずつ状況を聞きに回っていたが、じきに当方のところにも来た。 「今日は先生の回診があり…

◎市役所にて

◎市役所にて 心臓の調子が悪い時に、脳への血流も悪くなるのか、記憶が飛んでしまうことがある。その当日分だけでなく、前後一週間やひと月に留まらず、「か月」単位で記憶が無くなる。 かつて、二十台の終りに過労死しそうになった時には、心停止まで経験し…

◎心眼で見る

今回と過去との比較。女の子の年格好は違っているが関係はある。 ◎心眼で見る 前日の小鹿野の画像は、表面的には何の異変も無いものだ。 だが、何処か釈然としない。 私の周りには必ず「誰か(または何か)」がいる筈だ。 室内の照明の影響で、私の頭だけが…

◎冬の熊

◎冬の熊 今冬は全国的に「熊が出る」状態らしい。冬に目覚めている熊は「腹を減らしている」ので、食えそうなものには食いついて来る。 熊に出会ったら「背中を見せずにゆっくりと後退しろ」と言われるが、こういう時に熊は委細構わず食いついて来ると思う。…

◎病棟日誌 悲喜交々(1/23)「嫌だよ」

◎病棟日誌 悲喜交々(1/23)「嫌だよ」 昨日、日に十回以上トイレに行ったので、この日の朝はおっかなびっくり。 病棟では「途中で中断し今日は再開できぬかも」と申告した。 ま、こういう時には仕方がない。 病院の玄関トイレが一番空いているので、まずこ…

◎氷柱は無かった

◎氷柱は無かった 予定通りに月曜は秩父に行くことにした。 体調はイマイチだが、寝て起きてばかりでは何も変わらない。 息子が数年ぶりに一緒に外出するというので、良い機会だ。 だが、出発すると、すぐにお腹の調子が悪くなった。 膨満感に始まり、下り始…

◎見え透いている

◎見え透いている 岸田総理が「派閥解散」と言ったところで、選挙で負けぬようにするための一時凌ぎだってのは「ミエミエ中尾ミエ」だ。 代議制民主主義なんだから、仲間を集い政党を作るのは当たり前で、政党の中だって「より近い仲間で集まる」のも当然だ。…

◎病棟日誌 悲喜交々 1/20 「祈祷の開始」

◎病棟日誌 悲喜交々 1/20 「祈祷の開始」 昨日から腹具合が悪く、幾度となくトイレに駆け込んだ。 病棟で看護師に伝えると、「他にも沢山そういう人がいる」とのこと。5、6人がやはりお腹の具合が悪いそう。 ノロやインフルなら発熱するし、嘔吐などの症状…

◎目くらまし

◎目くらまし 政治資金がどうの、松本事件がどうのなどは正直どうでもよい。 ひとは「内輪しか分からない」不正は必ずやる生き物だ。 政治資金パーティの売り上げだって、計上するまでは担当者しか金額を知らない。要はこれが世に出たのは、そのお金の流れを…

◎病棟日誌 悲喜交々 1/18 「和味噌の麻婆豆腐」

◎病棟日誌 悲喜交々 1/18 「和味噌の麻婆豆腐」 この日の体重計測は介護士のバーサン。 「京塚昌子です」 「ああ知ってる知ってる。でも誰だっけ」 「ほれ、『肝っ玉母さん』の」 「そうそう」 このバーサン、昭和四十年代の初めは記憶にある模様。その後の…

◎夢の話 第1108夜 退去

◎夢の話 第1108夜 退去 十八日の午前一時に観た悪夢です。 たった今目覚めたところで、恐ろしさに手が震えていた。 ビルの一室で自社を営業していた。 社員数人と食事をして、事務所に戻ると、室内の調度類が半ば片付けられている。 「どうなったのか?」 す…

◎病棟日誌 悲喜交々 1/13「叩くと治る」

◎病棟日誌 悲喜交々 1/13「叩くと治る」 隣のベッドのジーサンは治療自体が苦しそうで、もはや終盤に来ている模様。 七十台の半ばで、治療歴は十年くらいありそうだ。途中で血圧が下がり苦しそう。 どの病気でも最後は「血圧が下がる」ようになる。 体が立ち…

◎病棟日誌 悲喜交々1/11 「自衛隊は忙しい」

◎病棟日誌 悲喜交々1/11 「自衛隊は忙しい」 この日の穿刺担当はまたエリカちゃん。 そのエリカちゃんがベッドに来るなり言った。 「航空ショーが今年は無いんですよ。お母さんが楽しみにしてたのに」 家族の話だが、いつも細かな話を聞いているので、両親や…

◎時事短評 昨日の出来事 R060110

◎時事短評 昨日の出来事 R060110「オーラ消える」 文春第二報を受け、松本氏が「裁判に専念」。「ミートゥー」が続々出て来そうで、旗色が悪い。会社といい、本人周辺と言い、対応も悪い。悪手の連続だから、J事務所かそれ以上のゴタゴタになりそうな気配に…

◎病棟日誌 悲喜交々 1/9 「二級酒が一番」

◎病棟日誌 悲喜交々 1/9 「二級酒が一番」 この日の体重計側担当は介護士のバーサンだった。 「東海林太郎です」 「それなら知ってる」 これで謎が解けた。昭和四十年台後半の名前を出しても、バーサンはピンと来なかったが、「東海林太郎」に反応するなら、…

◎「スネオ総理」

◎「スネオ総理」 以下は基本的にフィリピン人のSNSで拾った話。 日本の岸田総理は世界各国に金をばらまいている。 フィリピンには何に使うのかわからぬ金を6千億くれたそうだ。 もちろん、さしてニュースにもならんが、色んな国に同じことをやっている。昨…

◎「幸せ」の根源

◎「幸せ」の根源 家人が唐突にこんなことを言った。 「ネットである人の意見を読んだけど、その人は『自分は幸せだと言う人は裕福な人だ』と言っていた。そんなことはないわよね」 そこでダンナ(当方だが)はこう答えた。 「幸せであることはお金のある無し…

◎「関東西部」の食文化の東限

◎「関東西部」の食文化の東限 お正月の最初の病院めしは、関東西部のソウルフードであるソースかつ丼だった。 年の初めを感じさせるのは、キャベツ敷きだけでなく、パプリカが乗せられていたことだ(いずれも湯通し済み)。正月だけに赤色が入るようにしたら…

◎自己回復の手立て

◎自己回復の手立て 酷い夢を観たが、このまま思い詰めると、クロゼットの中に入ってしまいそうなので、まずは自己回復に努めることにした。 こういう時には「自分にも味方がある。独りではない」と思うことが重要だ。 そこで、自分にとっての「味方」は誰か…

◎夢の話 第1107夜 和菓子店にて

◎夢の話 第1107夜 和菓子店にて 五日の午前四時に観た夢です。 郊外の道を車で走っている。 自意識によれば、私は三十歳すぎくらい。 後部座席には父母が座っていた。 久々に郷里に戻ったので、父母と出掛けているわけだ。 周囲はほぼ緑で、山道を走っている…

◎王様は自分が裸でいることに気付かない

◎王様は自分が裸でいることに気付かない NHKの2023紅白歌合戦の視聴率速報が出ており、史上最低を記録した。 これまでの最低視聴率は21年だったが、22年に1ポイント上がり、今回が21年を下回ったそうだ。 観てる側(観ないが)にしてみれば、「あ…

◎病棟日誌 悲喜交々1/2 「年始は患者が一杯」

◎病棟日誌 悲喜交々1/2 「年始は患者が一杯」 二日は通院日。年末年始も切れ目なく通院があるので、年が替わった気がしない。 腎臓病棟の看護師たちも休みなく働いているので、同じだとのこと。 年末年始は、普段より救急搬送が多いので、一般病棟でも当番は…

◎令和六年年頭にあたり

◎令和六年年頭にあたり 皆さま明けましておめでとうございます。 大晦日から元旦にかけて、私は原稿(『花のごと』)を書いていました。 年明けから数時間が経過して、少し仮眠を取ったのですが、その時に夢を観ました。 通常、「初夢」は元日の夜に観る夢の…

◎トコトン嫌われたいらしい

◎トコトン嫌われたいらしい NHKの紅白が直前に出演者を増やしたが、デビュー未定の韓流アイドルらしい。 どれだけ国民に嫌われたいのか。 ネットでは「今年は最低視聴率を更新するのではないか」という噂で持ち切りだ。 一体誰が「これで行ける」と思ったの…

◎ついに百万越え

◎ついに百万越え 家人のインスタが公開十日にして百万アクセスを越えたそうだ。 思わず「すぐに広告を取れるように手続きしろ」と伝えた(w)。 だが、アクセスはたったひとつの動画に集中しているそうだ。それは「バーサンが踏切の中で動けなくなっている…

◎沈黙の病「動脈硬化の怖さ」

◎沈黙の病「動脈硬化の怖さ」 「動脈硬化」は血管壁にリンなどが溜まり、血流を損ねる病気だ。内壁にこびりつき、血管を固くするから「硬化」と呼ばれる。 自覚症状は、末期になるまで「ほぼ無い」。 当人は何が起きているのかわからぬまま進行している。 無…

◎病棟日誌 悲喜交々 12/30 「Nさん帰る」

◎病棟日誌 悲喜交々 12/30 「Nさん帰る」 朝の体重計測の時に、自分の名前を言うが、そんなのは儀礼にしか過ぎず、元より顔と名前は承知している。すべて「他人の保険証で受療する」者がいるせいだ。本人確認が必要なのはこのためで、とりあえず外国人の不正…

◎八十年台に観た映画 「食人族」編

◎八十年台に観た映画 「食人族」編 八十年台には、毎週一二回、映画館で映画を観ていた。 昔は二本立てのことが多く、「同時上映作品」まで観たから、一度映画館に入ると、五時間くらい椅子に座っている。 ある時、何かサスペンス映画のようなものを観るため…

◎強い敵がいてこそ光れる

◎強い敵がいてこそ光れる 二十六日の井上VSタパレス戦を観たが、明らかにタパレスも強い選手だった。 時々、的確なパンチを当てられており、ドキッとする場面が幾度もあった。 井上本人は平気な顔をしていたし、一切口にも出さんだろうが、かなりキツい試合…