日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

早坂ノボル的生活と意見

◎「幸せ」の根源

◎「幸せ」の根源 家人が唐突にこんなことを言った。 「ネットである人の意見を読んだけど、その人は『自分は幸せだと言う人は裕福な人だ』と言っていた。そんなことはないわよね」 そこでダンナ(当方だが)はこう答えた。 「幸せであることはお金のある無し…

◎「関東西部」の食文化の東限

◎「関東西部」の食文化の東限 お正月の最初の病院めしは、関東西部のソウルフードであるソースかつ丼だった。 年の初めを感じさせるのは、キャベツ敷きだけでなく、パプリカが乗せられていたことだ(いずれも湯通し済み)。正月だけに赤色が入るようにしたら…

◎自己回復の手立て

◎自己回復の手立て 酷い夢を観たが、このまま思い詰めると、クロゼットの中に入ってしまいそうなので、まずは自己回復に努めることにした。 こういう時には「自分にも味方がある。独りではない」と思うことが重要だ。 そこで、自分にとっての「味方」は誰か…

◎夢の話 第1107夜 和菓子店にて

◎夢の話 第1107夜 和菓子店にて 五日の午前四時に観た夢です。 郊外の道を車で走っている。 自意識によれば、私は三十歳すぎくらい。 後部座席には父母が座っていた。 久々に郷里に戻ったので、父母と出掛けているわけだ。 周囲はほぼ緑で、山道を走っている…

◎王様は自分が裸でいることに気付かない

◎王様は自分が裸でいることに気付かない NHKの2023紅白歌合戦の視聴率速報が出ており、史上最低を記録した。 これまでの最低視聴率は21年だったが、22年に1ポイント上がり、今回が21年を下回ったそうだ。 観てる側(観ないが)にしてみれば、「あ…

◎病棟日誌 悲喜交々1/2 「年始は患者が一杯」

◎病棟日誌 悲喜交々1/2 「年始は患者が一杯」 二日は通院日。年末年始も切れ目なく通院があるので、年が替わった気がしない。 腎臓病棟の看護師たちも休みなく働いているので、同じだとのこと。 年末年始は、普段より救急搬送が多いので、一般病棟でも当番は…

◎令和六年年頭にあたり

◎令和六年年頭にあたり 皆さま明けましておめでとうございます。 大晦日から元旦にかけて、私は原稿(『花のごと』)を書いていました。 年明けから数時間が経過して、少し仮眠を取ったのですが、その時に夢を観ました。 通常、「初夢」は元日の夜に観る夢の…

◎トコトン嫌われたいらしい

◎トコトン嫌われたいらしい NHKの紅白が直前に出演者を増やしたが、デビュー未定の韓流アイドルらしい。 どれだけ国民に嫌われたいのか。 ネットでは「今年は最低視聴率を更新するのではないか」という噂で持ち切りだ。 一体誰が「これで行ける」と思ったの…

◎ついに百万越え

◎ついに百万越え 家人のインスタが公開十日にして百万アクセスを越えたそうだ。 思わず「すぐに広告を取れるように手続きしろ」と伝えた(w)。 だが、アクセスはたったひとつの動画に集中しているそうだ。それは「バーサンが踏切の中で動けなくなっている…

◎沈黙の病「動脈硬化の怖さ」

◎沈黙の病「動脈硬化の怖さ」 「動脈硬化」は血管壁にリンなどが溜まり、血流を損ねる病気だ。内壁にこびりつき、血管を固くするから「硬化」と呼ばれる。 自覚症状は、末期になるまで「ほぼ無い」。 当人は何が起きているのかわからぬまま進行している。 無…

◎病棟日誌 悲喜交々 12/30 「Nさん帰る」

◎病棟日誌 悲喜交々 12/30 「Nさん帰る」 朝の体重計測の時に、自分の名前を言うが、そんなのは儀礼にしか過ぎず、元より顔と名前は承知している。すべて「他人の保険証で受療する」者がいるせいだ。本人確認が必要なのはこのためで、とりあえず外国人の不正…

◎八十年台に観た映画 「食人族」編

◎八十年台に観た映画 「食人族」編 八十年台には、毎週一二回、映画館で映画を観ていた。 昔は二本立てのことが多く、「同時上映作品」まで観たから、一度映画館に入ると、五時間くらい椅子に座っている。 ある時、何かサスペンス映画のようなものを観るため…

◎強い敵がいてこそ光れる

◎強い敵がいてこそ光れる 二十六日の井上VSタパレス戦を観たが、明らかにタパレスも強い選手だった。 時々、的確なパンチを当てられており、ドキッとする場面が幾度もあった。 井上本人は平気な顔をしていたし、一切口にも出さんだろうが、かなりキツい試合…

◎年末の「真鱈」の思い出

◎年末の「真鱈」の思い出 十二月の二十九日くらいが鮮魚市場の最終日で、それ以降、年始の三日か四日に再開されるまで、市場が閉まる。 毎日、漁港から沢山の魚が届いていたわけだが、売れ残った鮮魚は総て廃棄処分になってしまう。 私が小学三年か四年の頃…

◎一枚の写真

◎一枚の写真 年末で少しずつ掃除を始めた。 神棚周りを片付け始めると、雑多な箱の下に額入りの写真が挟まっていた。 「おお、これは昔の俺んちだ」 これは昭和三十年代に住んでいた最初の家だ。四十年台からは、次の店舗兼住居に移り、長らく倉庫になってい…

◎病棟日誌 悲喜交々 12/26「一緒なら生きられる」

◎病棟日誌 悲喜交々 12/26「一緒なら生きられる」 火曜は帰宅後、具合が悪くなり、ずっと横になっていた。ま、こんなもんだ。 この日は治療の終り頃に、看護師のO君がやって来て、少し雑談をした。 病院でO君の後ろに老婆の幽霊が取り憑いているのを目視し…

◎ノスタルジア食堂 「支那蕎麦」

◎ノスタルジア食堂 「支那蕎麦」 看護師のユキコさんは、「ラーメンで最も食べたいのは、昔ながらの醤油味の支那蕎麦だわ」と言っている。これを求めて、「支那」蕎麦専門店に行くらしい。ユキコさんは五十台でさもありなん。 当方も「ラーメンの本筋は支那…

◎十二月のトラウマ

◎十二月のトラウマ 毎年、十二月が来ると子どもの頃を思い出す。 実家は山家の萬屋で、食品を商っていたが、それとは別に黒豆を取り纏めて東京の業者に売る商売をしていた。 岩手の中央で栽培される黒豆は「雁食」という品種で、皺が寄っているので汁を吸い…

◎マイナ+健康保険証は絶対に必要

◎マイナ+健康保険証は絶対に必要 マイナカードの取得が任意で、健康保険証の所得は必須。この二つを結びつけることで、「マイナ保険証」は必須の要件になる。 このことで反対する者が多いのだが、これらは医療現場を知らぬ者が、ただ「面倒臭い」と言うのと…

◎遂に完成形に達する 「もつ煮込み」

◎遂に完成形に達する 「もつ煮込み」 上の叔父が馬喰で、牛馬のことにはもちろん、精通していた。その叔父が時々家に来ては、すき焼き鍋を使って「もつの煮込み」を作ってくれた。これがとんでもなく美味く、本来は酒のつまみなのだが、小学生だった私でも喜…

◎今日の一文字 令和五年十二月二十一日は「白」

◎今日の一文字 令和五年十二月二十一日は「白」 この日の出来事で目を引いたのは、「有馬記念の公開抽選」だった。騎手・関係者が次々にくじを引き、レース当日の枠順を決める。 有力馬の一角であるスルーセブンシーズの陣営が退いたのは「15番」。十六頭…

◎病棟日誌 悲喜交々 12/19 「お前のことだよ」

◎病棟日誌 悲喜交々 12/19 「お前のことだよ」 火曜は最初に皮膚科から。形成に行ったり皮膚科に行ったり、眼科に行ったり、さらに時々、循環器があるから、週に四日は病院にいる勘定だ。 ま、皮膚科は毎日行っても良い。何せ医師が美人だ。 診察中に50㌢…

◎浜に魚が上がる

◎浜に魚が上がる 明治三十年の三陸大津波の時には、数か月前から「魚が浜に寄せる」という出来事が起きていた。 ひと月前には、大船渡湾に海豚が大量に寄せて来たので、これを捕まえ、味噌漬けにして各地に売った。その時には「売り上げの代金が部屋の中央に…

◎日々の雑感あれこれ R05/12/16

◎日々の雑感あれこれ R05/12/16 「酒粕とタイヤチェーン」 子どもの頃には、冬には家の店頭に(実家は萬屋だった)甘酒の鍋が置いてあり、誰でも自由に飲むことが出来た。 小学生の当方も、学校から帰ると、最初にその甘酒を飲んだ。 客も飲んでいたが、叔父…

◎病棟日誌 悲喜交々12/14 「さらけ出せばスッキリ」

◎病棟日誌 悲喜交々12/14 「さらけ出せばスッキリ」 木曜は通院日。 この日も介護士のバーサンにリンゴを持参したが、「誰が見ていても構わん。今日は出そう」と思っていると、こういう時には、きちんと一人でいる局面が出来る。 「これは田舎の江刺リンゴで…

◎アンチ「ドジャーズ・大谷」派の爆誕

◎アンチ「ドジャーズ・大谷」派の爆誕 大谷選手がドジャーズと契約したが、契約条件が「報酬の大半を後払いにする」ものらしい。現役時に貰うお金は年数億円で、十年総額7億ドル(年百億超)の大半は後で貰う。 重要なのはこの先だ。 「形式的な年棒を下げ…

◎病棟日誌 悲喜交々12/12 「弱っている人」

◎病棟日誌 悲喜交々12/12 「弱っている人」 介護のバーサンに渡すべくリンゴを持参したが、やはり渡すタイミングが無かった。 いつも誰かが近くにいる。 看護師の「誰か」に渡すと、全員に渡せるわけではないから、男女共にバランスが壊れる。面倒くせーな。…

◎猫が死んでた時

◎猫が死んでた時 先ほど家人を駅まで送って行ったが、その途中で、猫か狸が車に撥ねられて死んでいた。車がそれを迂回して通っていた。 今時、住宅地の野良猫や狸で、車に撥ねられるとはどん臭い。 今の野良猫は、きちんと車の往来を見てから道路を横切る。 …

◎たった一人の影響力

◎たった一人の影響力 依然として食欲がなく、お茶漬けや雑炊の類にも手が伸びなくなった。夕食が冷奴と甘酒だけのことも多い。 最近、血圧うが下がるようになったので、この対策で塩分の許容量が少し増えた。ラーメンは「半年に一度」だったが、「一二か月に…

◎病棟日誌 悲喜交々 12/9 「伴侶の重要さ」

◎病棟日誌 悲喜交々 12/9 「伴侶の重要さ」 土曜は通院日。 介護士のバーサンに江刺りんごをあげようと思い、持参したが、周囲に人が少ない局面が少ない。皆にはあげられず、特定の人を対象に贈呈するので、他人の目に付きたくない。一応、「つけとどけ」は…