日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

タグチ的生き方

標題の「タグチ」とは、大リーグの田口選手を指します。

今や押しも押されもしない大選手であるイチロー選手にとって、最も違和感を感じる対象は田口選手だろうと思います。
日本でプロ入りする際に、イチロー選手はドラフト6位で入団したと思いますが、その年の1位が田口選手だったと思います(この項不確かです)。
マリナーズの中心選手となり、超高額の年俸を貰うようになったイチロー選手ですが、ワールドチャンピオンにはなったことがありません。
これに対し田口選手はあっさり獲得しています。

野球人生でどちらがエリートだったかというと、実は田口選手のほうで、イチロー選手は個人成績はともかくチームとしての栄冠は勝ち得ていません。
もちろん年俸は天地の違いがあり、来期の田口選手は1億ナンボに過ぎず、イチロー選手の10分の1以下になってます。

しかし大リーグでの経験が田口選手の人生観を確固たる物にしたようで、インタビューを見る限りでは、いつも幸せそうです。
お金ではないのだろうな、と思います。

監督として戴くには、ゼッタイに田口選手の方でしょう。
チームとして戦うことの意味をとことん知っていそうだし、現に知っているでしょう。
もし球団の経営者だったら、そう考えると感じます。
監督になってからが田口選手の本領発揮の時ではないでしょうか。

大リーグで日本人初の監督になる姿を、早く見てみたいものですね。