日刊早坂ノボル新聞

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◎この人のここがすごい ジェイミー・リー・カーチス

◎この人のここがすごい ジェイミー・リー・カーチス

 トシのせいか、昔を思い出すようになった。

 最近になり、やたらストレスが溜まり、「気晴らしのために、昔風のホラー映画が観たい」と思うようになった。

 1980年代のホラーくらいがちょうど良いが、その時代の「ホラーの女王」「絶叫クイーン」と言えばこの人だ。

「ジェイミーさんの出るホラーかサスペンスがいいよね」

 でも、もうトシだしアクションは無理かもしれん。

 

 数日前、たまたまレンタル店に行ったら、そのジェイミーさんが『ハロウィーン』に出ていた。78年のヤツではなく、その後を描いた作品だ。

 最初の作品から、続編みたいな映画が沢山作られているが、今度のは初作の正当な続編らしい。ジョン・カーペンターも製作に参加しているし、何せプロデューサーがジェイミーさんだ。

 内容については書かないが、どこかで観たような筋だし、展開も想像付くようなものだった。

 でも、面白い。

 やはり、「この人」によって、全然違うものが出来る。

 料理でも、同じレシピを使い、同じように作っても、作り手によって味が変わって来る。

 それに似ている。

 ま、自分の役柄が好きで、思うように演じられた、ということもあるだろう。

 さらに続編も作るようだし、次は映画館で観ることにした。

 

 70年代から80年代は何かと楽しい。音楽のスローな調子も懐かしいが、映画の盛り上げ方もオーソドックスだ。

 あとは、「スネーク・プリスキン」が復活してくれないものか。

 カーと・ラッセルもトシだが、まだアクションは出来ると思う。

 80年代の典型的なアンチヒーローはこの人の演じた役柄で、この人が我々世代のヒーローになっている。