日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎ゴミ屋敷

◎ゴミ屋敷

 当方は用心深いのと、好奇心から、あれこれ物を買い込む性癖があります。

 明日は台風が来るので、停電に立ったら必要な物を出すことにしました。

 まずはランタンとかランプですが、ランタンの新品が2つと中古ランプが3つあります。

 もちろん、白灯油も。

 ところが、それをどこに仕舞ったのかが分かりません。

 家の中には、足の踏み場もないほど物が溢れているわけです。

 まるでゴミ屋敷ですが、普通のゴミ屋敷と違うのは、半分位は新品で未開封のままであること。

 アイスクリームメイカーとかパン焼き器も複数未開封のまま積んであります。

 先ほど探してみたのですが、どうしても出て来ません。

 要らない時には手の届く所にあるのに、捜すと無くなるのは一体何故?

 「タッパーの上下はどうしても数が合わなくなる」のと同じです。

 

 出て来るのは、拡声器とか金属探知機とか高級キックスケーターなどという変なヤツばかり。

 拡声器など、特定の政治家用のものが2つあります。

 もちろん、選挙の時にアジるためのもの。

 「観艦式にヒールで行くな」

 「パソコンを壊して証拠隠滅するんじゃねーぞ」

 難点は選挙区まで行かないと使えないこと。

 

 とまあ、訳の分からない物ばかり出て、肝心の高性能ランタンが出て来ません。

 結局、十時になったら、道具屋に行き、懐中電灯と電池を買って来ることにしました。

 当方は買い込むだけで整理下手なのですが、家人ははるかに下手で、16畳の部屋が洋服を入れたゴミ袋で埋まっています。

 

 新品ランタンを見つけたのは、ついこないだの話なのに、その時に「使わないだろうから」と別の場所に移してしまったのです。中高年にはよくある現象で、「忘れないように」と特別な扱いをすると、その「特別な扱い」は日常から外れているので、頭から消えてしまいます。