日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎もし市中で感染者が出ると

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1月27日撮影

◎もし市中で感染者が出ると

 今日の病棟での話題。

 もし帰還者やクルーズ客の他に、感染経路の分からない患者が市中で出始めると、どうなるか。

 ・マッサージ店、エステ店は半年以内に総て無くなる

 ・床屋もかなりヤバイ

 要するに、客との接触が前提となる仕事は、かなり活動が制限される。手袋をしてどこまで対応できるのかは未知数だ。

 ・飲食業だって、少なくない影響を受ける

 ・イベント等は全部中止

 ・東京五輪は、よくて来年開催

 あらゆる経済活動がほとんど停止してしまう。

 

 それなのに、国会では「桜」と「野次」の話に時間を費やしている。

 心底より「こいつらは本当に愚か者たちだ」と思う。

 今の数千人規模の「かもしれない」クルーズ客に対応出来ないのに、市中で感染者が出始めたら、もはやお手上げになる。

 もし何もできなかったら、今年はいつもの百万人に加え、もう百万人が新型肺炎で死ぬ。これは感染5千万人×2%の場合の単純計算だ。

 国を挙げて「医療の確保」に努めねばならんのに、何をやっているのか。

 既成政党は、与野党含め、何の役にも立っていない。

 

 「むやみに危機を煽ってはならない」のは事実だが、あまりにも国をリードする政治家や役人の考えが甘すぎると思う。

 

 画像は1月27日のもの。

 今はよく分かるが、そこに写っているのは救急隊員で、防護服を着ている。この示唆が示すのは明白だ。

 男の前に見えている丸いのは死者の頭だ。

 おそらく予告と警告をしていると思う。

 もちろん、その時、その場にいたのは当方だけ。当方自身が画像の中にいるが、人影は当方より前にいる。実際は最初の配置の通り。後のは同じ画像を拡大しただけだ。

 そもそも、神殿に、防護服を着た救急隊員が参拝に来ることはない。

 

 ちなみに、「病院の一階ロビーに一人の感染者が入れば、この病棟は空になる」という話もした。我々は重篤な持病を抱えているから、最初に亡くなる方の人種になる。

 それだけでなく、「看護師数人もいなくなる」。

 さしあたって、「感染者一万人」の状況に備えて、今は使っていない学校など収容施設を確保する必要がある。

 あるいは仮設住宅も。

 

 一般市民に出来ることは、目の前のことをきちんと処理することだ。

 手洗いとうがい、他人に感染すことのないように気を付ける。

 まずはそこから。