日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎悪心を抱えぬこと(503)

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令和二年五月二十五日撮影

◎悪心を抱えぬこと(503)

 当家の次女は、父親の「良心」の代わりになっている。

 運転中に、乱暴な運転をする車に出くわすと、父親(私)はすぐさま、「今日のうちに事故って死ね」と呪ってしまう。声に出して願をかけるから、はっきりした呪いだ。

 すると次女はすかさず「お父さん。そういう時は『警察に捕まれ』と言えば良いんだよ」と窘める。

 そこで、「なるほど。『死ね』は言い過ぎだな」と自身の所作を振り返る。

 ちなみに、今は次女が家にはいないから、呪いたい放題になっている。私の良心(次女)は私の外にあるのに、それが身近にはいない。

 「ああ、早く修行を終えて、生殺与奪の呪力が持てればいいのに。世の中をきれいに出来る」

 ついそう思ってしまう。とまあ、最後は冗談だ。

 

 さて月曜(25日)は鳥居観音に参拝しようと思ったのだが、残念ながらコロナの影響で閉鎖中だった。飯能一帯で休みにしているところが多いから、寄り道が出来ない。

 すごすごといつもの神社に向かった(503日目)。

 五月から七月は異変がほとんど起きないから、クリアな画像になるかと思ったが、いくらか説明のつかないものが写っていた。

 もちろん、この時期は鮮明には写らない。

 

 二枚目の画像は、境内に入ってすぐのものだが、この時には、私の前に男女二人がいて、後ろには男性が一人いるだけだった。その他に人はいない。

 ところが、隅に人影が写って居り、よく見ると高齢の女性がいる。さらに肩越しに腕を回され、大きな手で掴まれているようだ。

 ここからは「想像や妄想」、すなわち第六感だが、この女性は生前、悪意をそのまま口に出す人だったのではないかと思う。妬みや嫉みの心の強い人で、他人を罵ることが多かった。それが悪縁となり、今はそのツケを払っている。

 こういうのは、悪心を思い描いただけでこうなる。悪意を心に抱くのは、生身の人間であれば仕方が無いが、すぐに良心で打ち消す必要がある。

 一時の感情に任せ、SNSに「死ね」「消えろ」と書いてしまうなど、悪行の最たるもので、現実に人を殺すのと、変わりない(あの世的な意味で、ということだ)。

 悪意を口に出すこと自体、「呪う」ことなのだが、文字に落としたら、もっと一段深い「呪い」に進んでいる。紙に願望を書き、神に祈祷するのが「呪い」の作法だから、きっちり作法に適っている。

 早い内に良心を持って悪心を鎮火させておかぬと、この高齢女性のように、死んだ後に悪霊に捕まり、ずっと動けずに闇の中に留まることになる。

 この世では、頭の中にあるだけでは犯罪にならないが、あの世のルールでは、心に思い描いただけで、大きく強い呪縛になる。

 

 画像の多くは不鮮明で、たぶん、頻繁に同じ位置の画像を眺め、日頃との違いが分かる者、すなわち私でないと判別できないものばかりだ。

 最後の画像など典型的な「夏の写真」で、幾つか人影が見えるのだが、どれが本物の人物で、どれが「実体のない人影」なのか区別がつかない。

 判断がつかないのは、「声」が伴っていないからだろう。

 ①背中を向けた黒い影(女性)は、たぶん、室内の参拝客。これが基準となる。

 ②はこの画像では見えないと思うが、手を合わせて拝む女のシルエットがある。これは現実に存在する人ではない。

 ③の大きな女性は、最初、これが室内の人かと思ったのだが、胸元が見え、こちらを向いている筈なのに、頭が後ろ向きだ。これは解釈に困る。さらに、それよりもっと大きな女の影が背後にある。

 ④手前に小さく、椅子に座っている後ろ向きの女が見えているのだが、境内に椅子は無いから、石柵の向こう側で背中を向けているということだろう。

 問題は、どれひとつとして、サイズが合う者がいないということだ。

 でもま、いずれにせよ不鮮明で、無理に説明をこじつける必要はなさそう。

 「よく分からない」ものは「よく分からない」と見なすのが合理的な考え方だ。

 

 最後に繰り返すが、生きているうちは、悪意を抱くのは仕方がない。

 実際に腹の立つことも多い。

 だがそれをそのまま放置すると、死後にそのツケを払うことになる。

 人間界の法律とは決まりが違い、悪意を抱いたこと自体が、そのまま罪になる。

 これを背負わぬためには、悪意を抱いたら、すぐに良心で打ち消し、善意の行動を示すことが必要だ。

 

 繰り返し書いて来た通り、もし自殺すると、その時の執着心が原因で「黒いコールタールの海」に留まることになる。

 悪心を抱えたまま死ぬと、今度は、その黒い海に囚われた亡者たちが、あなたを掴んで離さなくなる。そのことを忘れぬことだ。