日刊早坂ノボル新聞

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◎「あの世」からのメッセージ (「防護服の男」再考)

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令和二年一月二十七日撮影

◎「あの世」からのメッセージ (「防護服の男」再考)

 画像は一月二十七日に撮影したものだ。

 当時はほとんど意味が分からなかったのだが、今は状況がよく見える。

 

 神殿のガラスには、正面に「防護服を着た男」が映っているのだが、実際には誰もいない。当初はこれが「防護服」だと分からず、消防隊か救急隊員、あるいは宇宙飛行士なのかと思ったりもした。ただ、ひと月くらい後のニュースで、重装備の防護服を着た医師を観たが、空気を送るパイプの付いたヘルメットを被っていたので、それと分かった。

 この当時の状況はこうだ。

 

 ダイヤモンドプリンセス号は、本年一月二十日に横浜港を出発し、鹿児島、香港、ベトナム、台湾、および沖縄に立ち寄り、二月三日に横浜港に帰港した。

 この航行中の一月二十五日に香港で下船した乗客が、一月三十日に発熱し、二月一日に新型コロナウイルス陽性であることが確認された。

 このため、日本政府は二月三日横浜港に入港したクルーズ船に対し、その乗員乗客の下船を許可しないことにした。

 

 下船者の中に感染者がいることが分かっていたが、クルーズ船は、まだ横浜に寄港していない。この状況での「防護服」だけに意味が分からないのも当然だった。

 ただ、その後の展開を考えると、これが「コロナ感染」に関係するもので、「防護服が必要とされる状況」を意味するものであることは疑いない。

 これを見せることに、何らかの「意思」が働いているかどうかは分からぬが、結果的に、将来を予見させるものとなっている。

 ただ「起こりうる事態」にまつわる状況を正確に把握できるかと言えば、必ずしもそうではない。クルーズ船が着く前に、「国内で感染が拡大し、多数の死者が出る」を断言できる者はそうそういない。

 あの時点で「このウイルスで多数の死者が出るから厳戒態勢に入るべき」と叫んでも、耳を傾ける者はわずかだったろう。

 

 それでも、こういう時には「声を上げるべきだった」と、今は思う。

 現世利益や個人の生死には、あまり関与すべきではないと思うが、こういう場合は例外ではないのか。

 視聴覚域が普通の人より若干広い人なら、「あの世(幽界)」の事象を、自身が見たり聞いたりするので、これを受け入れられるだろう。

 だが、見えず聞こえぬ人はそうではない。自身が感覚的に理解できないものは、やはり否定する筈だ。

 一方、受け入れる者も確実にいる。これまで様子を見て来たところでは、1パーセントに満たない程度だが、私とすっかり同じものが見える人もいるようだ。

 そうなると、幾らかはこういう突発的な事態に「死なずに済む」人が出るかもしれん。

 要は「伝え方」を工夫すればよいということになる。

 

 同時進行的に事態を把握することすら難しいのだから、それを組み替えてメッセージを伝えるのは困難を極める。

 だが、僅かな望みがあるのは、多少なりとも「出して見せられる」という点だ。

ただの「想像や妄想」、「絵空事」ではないと示すことが出来る。

 もちろん、耳を傾け、見ようとする人しか助けられないのは改めて言うまでもない。