◎蚊は患者を刺さない
先日の集まりで出た話題の一つ。
持病があり、抗生剤など強い薬を飲んでいる者は、「特有の匂いを放つ」のか、蚊に刺されない。
こりゃ事実で、当方は過去五年くらい蚊に刺されたことがない。
蚊でも「コイツの血を吸ったら毒」だと分かるらしい。
家人は外に出る度にぶんぶん蚊が寄って来るが、ダンナの方には全く来ない。
ま、血を吸う蚊は雌で、子どもを育てるために、「心を鬼にして」動物の血を吸いに来ている。
母としての務めを果たしているのだから、哀れと言えば哀れだ。
「毒を子に与えるわけにはいかない」と思うから、吸わないということ。
この延長で、看護師と話をした。
スズメバチは攻撃的だが、こちらが「気にしない」と、案外、刺しに来ない。
先日、庭にスズメバチの巣が出来た時も、慌てず騒がず平然としていたら、まったく攻撃してこなかった。
黒いTシャツに黒いズボンを穿いていたが、こちらを敵だと思わなかったようだ。
恐らく「わあ」と声を上げたり、激しく動いたりすることに反応するのだろう。
看護師の母親も、平然と「蜂の巣の処理をしていた」とのこと。刺しに来ないと分かっていれば、「別にフツー」の次元だ。
ま、少なくとも不用意に「動かない」ってのがポイントのひとつだと思う。
兵隊蜂は女王を守り、餌となる虫を捕まえて来るのが務めだから、目的のどれかに引っ掛からなければ、関心の対象外なのだろう。
あとひとつ、続きのネタがあったが、急に失念した。
三段落ちなのに、肝心なところを忘れる。
ま、「忘れる」のは、今や日常のひとつだ。
昼にも病院の帰りに「携帯を忘れた」と思い、あちこち探したが、どうしても見つからない。
諦めて家に帰ろうと車に乗ったら、ケツポケットに差していた。
「忘れないように」とそこに入れたのを忘れたようだ。