日刊早坂ノボル新聞

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◎古貨幣迷宮事件簿 旭日は「日本の誇り、人類の希望」

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旭日を意匠とする銀貨の一例

◎古貨幣迷宮事件簿 旭日は「日本の誇り、人類の希望」

 最初の画像は近代日本の草創期に製造された銀貨のひとつ、旭日龍五十銭銀貨だ。

 プレス貨幣は明治三年銘が最初で、一円、五十銭等、ほとんどの貨幣に旭日章が採用された。

 錦絵などにも描かれているから、旭日を自らの象徴とする考えは、これよりずっと古い。

 

 ちなみに、日本軍の創設は明治四年四月だ。

 国軍としての統合章が必要になったので、「国と民族の象徴」である旭日が採用された。

 海軍軍艦旗に採用されるのは、さらに後の明治22(1889)年のこと。

 

 日本以外の殆どの人にとっては、「上る太陽」は「希望」や「明るい未来」を象徴するものだ。

 太陽が昇ってくれなくては、文明も未来も無い。

 今は世界中がコロナで苦しんでいるが、「必ず陽ば昇る」ことを心に抱き、困難に立ち向かうべきだろう。