日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎危機は突然来る(553)

 

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令和二年十二月二十八日撮影

◎危機は突然来る(553)

 今日はお金のやり取り上の「月末日」で、かつ「年末日」だった。よって、送金手続きがいつもより煩雑だ。

 地元のゆうちょに行くと、もの凄い混みようだ。

 「昨日やっとけばよかったよな」と独り言を言う。

 別の金融機関に行こうと車を出したが、突然、ぐらぐらっと眩暈がした。

 心臓の発症だと、事前に幾らか予告めいた反応があるのだが、今回は予告の無いグラグラだ。

 「運転中に死んで歩行者を撥ねたら気の毒だ」

 すぐに道の脇に車を停めた。

 発作は数分で収まったが、一体、どこの症状かが分からない。

 不整脈が起きず、血圧の上がり下がりが無いから心臓ではないのでは。

 脳梗塞なんかもありそうだが、手のしびれや言葉が出なくなったりはしていない。

 空や車の天井が回るほどだったので、「原因が分からない」のは気持ちが悪い。

 

 「そう言えば、昨日、両手の上に手を重ねられていたっけな」

 夢見も悪かった。

 人混みの中にいたのだが、何となく視線を感じて、周囲を見回すと、あちこちから私を見ている者がいる。到底、生きた人間の視線では無いからゲンナリするが、ひとつふたつではなく、四方八方から凝視されている。

 そんな夢だった。

 

 こりゃ送金を早めに終わらせて、お寺と神社のフルコースで対応した方がよさそうだ。

 20キロ先の名栗まで行けば、ゆうちょは空いており待たされることもない。

 そこで早速出向いたのだが、20~30分掛けて移動しても、手続きが瞬時で終わるから、地元の金融機関を回るよりも間違いなく早く終わる。

 その足で、すぐさま名栗湖に向かう。

 湖畔で少しくご供養を施したのだが、この日はこちらも頼みごとをした。

 「そろそろ少しツケを返して欲しい。俺が立って歩ける状態なら、今後もご供養を続けられるから、生かしておく方がお得だよ」

 ま、最初から「この世にもあの世にもタダのものは無いから、いずれこちらも支援してもらう」と告げてある。もちろん、効き目があるかどうかは分からない。

 だが、ご供養が必要な魂がここにいることを、私はパパっと見付けられる。

 「これが本当のウインウインだろ」

 

 とりあえず「白い手」を離して貰う必要があるから、早速、お寺に向かう。

 すぐ近くに鳥居観音があるのだが、名の通り「鳥居」があるから、「観音さま」でも神社なのかお寺なのかの線引きが難しい。だが、それも生きている者が頭で考えるだけのこと。

 「あの世」はそんなことなど構わない。

 手を合わせ、「自らの執着心を解けば、穏やかな気持ちになれるんだよ」と伝えた。

 

 「水かけ観音」では、「水を掛けた箇所が良くなる」というから、専ら頭に水を掛けた。

 私は昔から一言居士で、頭が固い。

 もし柔軟に対応できれば、きっとヒャラヒャラと残りの人生を過ごせる(笑)。

 

 帰路にはいつもの神社に参拝したが、もの凄い人出だった。

 列に並び、ささっと撮影したが、この日は参拝が予定になく、コンパクトカメラしか持っていなかった。車に赤外線カメラを積んでいるのだが、こうも人が多いとどれが人なのか、人でないのかがよく分からない。

 スキッとしない画像ばかりだが、幸い、昨日と同じ「白い手」は出て来なかった。

 この日のは、ほとんど「気のせい」「想像や妄想」の範疇だ。

 

 最近は「あそこに人影がある」と目視確認する方が、カメラで撮影した画像よりも鮮明になっている。目視で見たものと、画像に残る異変の位置がほとんど同じだから、センサー感度が若干高まっているようだ。

 これが「あの世が近くなった」のではなく、単純に「センサーの精度が上がった」のなら良いのに。

 ちょっと、安心できる状況にはない。

 

 何時、「パチッとスイッチが切れる」かもしれんことを想定して、ソコソコ用意をして置くべきなのだろう。

 ちなみに、この数年で、今のようにガタガタと幽霊が騒ぐことは無かった。

 繰り返し書いているように、何が起きても慌てぬ「心構えが必要」なのは、私一人だけではないことを忘れずに。