日刊早坂ノボル新聞

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◎あの世(幽界)における外見

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令和三年三月三十一日撮影

◎あの世(幽界)における外見

 「妖怪」あり、「魑魅魍魎」あり、とあの世(幽界)の幽霊の外見は「何でもあり」なのだが、これは「心の状態がかたちに反映される」からのようだ。

 心根が恐ろしければ、姿かたちも怖ろしいものとなる。

 で、幽霊は殆どがもの凄く醜い。

 

 ただ、仮にブラック・ドラエモンがいて、「人間の心の中を写すカメラ」をポケットから取り出したら、生きている人間も、皆が欲にまみれたおどろおどろしい姿に写ると思う。

 

 画像の老夫婦の右手に、朧気だが女の姿がある。これを即座に認識出来るのは、「いつも出るから」だ。

 コイツはいつも白い服を着ているが、頭が異様に大きくて、四頭身くらいしかない。

 今回、表情が見えないのは幸いだった。顔が崩れているので、すごくキモい。

 

 しかし、執着心を抱えたままでいると、死んだ後にほとんどの者がこんな風に変貌して行く。

 自身が「どのように死んで行くか」「死後、どうやって安らぎを得る」かについて、生前より準備していないと、長く幽霊となって彷徨うことになる。

 

追記1)老夫婦

 毎年、この夫婦を撮影している。
 景色に馴染んでいるから、これが「人間ではない」ことに気付かぬことが多い。
 今回は「存在しない階段を下っている」ので、分かりよかった。
 こういうのは、「見ているか」「見えるのか」というメッセージのことが多い。「見える」ことを、確認すると、一気に傍に寄って来るし、鮮明になる。

 いつも「好奇心で(あの世のことに)立ち入らぬ方がよい」と書くのは、「知れば知るほど先方が寄り付く」傾向があるからだ。後戻りは利かぬので、もし相手に悟られれば、その後ずっと付き合うことになる。

 小説や映画で観るのとは、まったく違い。話が完結などしないし、主人公(この場合は自分)が死んでも終わらない。祈祷などただの気休めだ。

 

 お婆さんはぴったりいつもと同じアングルだが、お爺さんはいつもより太く見える。
 ただこれは画像の歪みの影響のようだ。

 

追記2)白いワンピースの女

 いつも「胸が半分見えそうな服(ワンピース?)」を着ており、スタイル抜群なのだが、頭が「ライオン丸」だ。
 四頭身だし、顔もぐしゃっと崩れているので、鮮明に映らなくて良かったと思う。片目だけ見えるが、それで十分。
 生と性への執着があるのだろうが、死んだのは高齢になってからのよう。