日刊早坂ノボル新聞

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◎運に頼らぬロト7の攻略法(その62)

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ロト7(437回)を基点に、「百回ごとの出現率」を過去回に遡及した図(降順)

運に頼らぬロト7の攻略法(その62)

 統計のアナリスト経験者が真面目にロト7の攻略法を設計したらどうなるかを、非公開のSNSで展開している。

 「非公開」とするのは、皆が情報を共有し、仮に「同じ回に百人が的中させたら」、マックス十億円の筈が、一瞬にして一千万円に化けてしまうからだ。

 もちろん、ノウハウを確立させたら、有料で情報を提供する。もちろん、それでもコンセプト(8分まで)の範囲となる。

 

 さて、このところ、じっくりと分析する時間が取れない。

 それでも、「長期トレンド」の視角だけでも五六等ならソコソコ当たる筈だ。十本から二十本も買えば、常に2本くらいは的中する。真面目に分析をすれば、二十本で五六等が四五本当たり、時々四等が混じる。成績の良い時には、四等が三本当たった。

 

 しかし、最近は「不適中」続きだ。

 野球に例えると、振り回すバットとボールの間がかなり開いている。

 準備が足りず、精度が落ちているのは否めぬが、しかし、当たらなすぎる。

 

 これは、まさに典型的な「急がば回れ」の状況ではないか?

 そこで、しばらくは現状での「当たらぬ理由」の解析に専念することにした。

 結果を出したくて、とかく気が逸るわけだが、闇雲に振り回しても、まずは当たらない。大谷選手だって、ホームランを打ちたくて、最近はやたら振り回すから、やっぱり当たらない。

 

 そこで、もっとも基本となる期間トレンドを見直すことにした。

 ひとまず、437回を「現時点」として、過去百回分の出現度数(累積)を遡及して行った。

 そこで出現率を算出し、その時系列推移を観察すると、あんれまあ、階層ごとに「遷急点(潮目)が異なる」ことが分かった。

 潮目替わり(遷急点)の前後で、「上昇傾向」「下降傾向」の方向性がまったく異なるので、この遷急点を跨ぐかたちで予測を行っても、まったく当て嵌まらない。

 人間の頭では、線形でしか予測できぬし、実際に現在眺めている「傾向(トレンド)」なるものも、線形の軌跡に従ったものだ。

 

 最近は「個別数字のトレンド」を調べるまでなかなか行きつけぬのだが、それでも、「少なくとも遷急点を予測に反映させる」必要がある。

 実は、この「基点をどこに決めるか」が予測の的中率を左右する勘所だ。

 簡単に言えば、「今に繋がる潮目変わりの時点までで、遡及分析を止める」ことを意味する。さらにこれは「個別サンプル(数字)ごとに違う」という状況を踏まえる必要がある。

 「潮目があり、期間をどう選択するかがノウハウのひとつ」だと思っていたが、それが個別サンプル各々に及ぶことを、これまでは想定していなかった。

 グラフは、株屋さんを始め、トレンド分析を経験したことがある人なら、「大コーフンもの」だと思う。

 毎日の「素振り三千回」の練習は、やはり無駄にならない。

 この先がもっと面白いのだが、そっちは絶対に他人には教えねーぞ(有料だ)。

 

 最も面白いのは、今の局面の打開策が「余計なデータを捨てる」ということだ。「捨てる」ことで逆に見えて来るものがある。

 

 追記)四等くらいまでは、オーソドックスなトレンド分析を基盤に、「変化パターン」を当て嵌めるやり方で間に合うようだ。長期トレンドの配列から、各層の配分比を当て嵌めるだけで、ソコソコ拾える。

 だが、そこから三等までは「高い壁」が存在している。 

 

追記)7つのパターンを人間の人生に例えてみると、こんな感じ。

階層① : 「ある時に一年発起し、人生の総てをそれに捧げて成果を残す」

階層② : 「元々は良家の子女だったが、家が没落する。しかし再起し、コツコツと立て直す」

階層③ : 「無難に就職し、その組織の一員として結果を残す」

階層④ : 「人生改革、自己発展などを考えず、成り行きで生きている」

階層⑤ : 「若い時には颯爽としていたのに、今は貧相なオジサンに」

階層⑥ : 「若い頃はあれこれ派手に活動し、それなりの成果を出したが、中高年でしくじり(職場の若い娘との不倫とか)停滞する」という感じ。

階層⑦ : 「上がり下がりが著しいが、次第にジリ貧に」

 シナリオは勿論、テキトーに付けたものだ。こんな風に想像してしまうほど、「軌跡に違いがある」ということだ。

 「なぜ今があるのか」の背景はまったく違うのだが、すぐ隣は似たような経過を辿っている。