◎平常心が大切(606)
当たり前のことだが、お寺二か所を回った後は、神社に参拝した。
これで二日連続の参拝だ。
ま、それでも、一日経つと、もはや昨日の検証は出来なくなる。同じ行動を再現できないためだ。少しでも紛れがあれば、解釈が変わってしまう。
ご供養を重ねたことだし、異変らしい異変が起きなければ、少し救われる。
いつもいつもバタバタと何かが起きてばかりでは、神経がピリピリして来る。
若干、「あれ?」と思うところはあるが、はっきりと肩を掴まれるよりはまし。
大人であれば、ひとつ二つの変事が起きたくらいでは動じない。
それが二つ重なっても、「変なことが起きるなあ」くらいだ。
だが、三つ重なると、途端に不安になって来るものだ。
後はとかく考えすぎる心境に陥る。
健全な思考を保つためには、マイナスの負荷が掛かる要因を取り除く努力が必要だと思う。何でも無い人は、そもそも何でもないわけだが、人によっては、あれこれが寄り付きやすい者もいる。
いつも今日くらいなら、少しは人事に集中できる。
追記)その後、居間でビデオを観たが、午前三時頃になり、ごとごとと二階の廊下を歩く音が聞こえた。
つい先ほど、家人に「夜中に足音がしていた」と話すと、家人がこう答えた。
「本当だね。音が煩くて、よく眠れなかった」
でも、ダンナと息子は一階にいた。私や家人が聞いた足音は、一体誰のものだったのか。小雨模様で、窓は閉め切っていたから、近所の家の音ではない。そもそも家の廊下に響く音だ。
だが、こういうのは両方とも慣れている。 「それじゃあ、きっと幽霊だね。ははは」と笑った。
昔、次女が小さい頃、「家の中で男の子を見た」と言っていた。あの足音は子どもではなく、大人の音だ。たぶん、体重が五十キロ前後の女だと思う。