◎「トークバック機能」らしい
しばらく前に「スマホが勝手に話し出す」現象が起きた。
これについて調べたら、アンドロイド機種特有の「トークバック機能」というもののようだ。
多くの場合、「勝手にスイッチが入り、意味不明な文章を読み上げる」、「切ろうとしても切れない」という経過を辿るそうだ。
ああ、良かった。自分のスマホでもしつこくこれが起きたので、息子に頼んで削除して貰ったが、原因が分かると改めて納得する。
あとは、何故にそのフレーズが「ついた」「ついた」だったかということだけ。
当家では、回線の繋がっていない固定電話が時々「チリン」と鳴る。先日は「チリリリリン」と普通に一回分鳴った。
こういう伏線があったので、ちょっとした出来事が起きると、ドキッとし過ぎるきらいがある。
ひとつの出来事だけなら難なく対処出来るわけだが、同時に複数のことが起きると、冷静さを欠いてしまう。
ちなみに、リスク管理のジャンルなら指針は概ね決まっている。
例えば「雨の日」「夜」までは普通に運転できるわけだが、これに「徹夜をした直後」「自転車の飛び出し」が重なったりすると、うまく切り抜けられず、事故に至ったりする。
人事の領域なら「三つ揃ったらひとつ外し」を心掛けていれば、リスクがかなり減る。
「徹夜」「雨の日」「夜」まで来たら、「サービスエリアで仮眠を取る」ことで、「徹夜」のリスクをひとつ軽減できる。
人事によらぬ場合は、一つひとつについて理由がよく分からなかったりするから、さらに冷静に事態を眺めることが必要だ。
でも、何故にスマホにこんな機能がついているのだろ?
音声認識自体を使わぬ者にとっては、ほとんど邪魔なだけだ。
それと「トークバック」の場合は、ほとんどが「時刻」か「テキスト読み上げ」らしいが、私のはただ「ついた」を繰り返しただけだった。
その数秒後、外のドラム缶(水入り)が角材で殴られたので、すぐに見たが、建設現場には誰もいなかった。
「ひとつの謎」の説明がついても、まだ幾つか残っている。
ま、固定電話が次に「チリリリリン」と鳴ったら、とりあえず受話器を取ってみようと思う。今のところ、電源は繋がっているが、回線が来ていないので、耳に当てても今は何の音もしない。
その時に、また「ついた」「ついた」と言うなら、ほぼ百%が「悪霊のしわざ」だろう。
ようやく正体が分かり、納得はするが、それはそれでかなり気持ちが悪い。