◎円泉寺にてご供養(649)
木曜は看護師のO君に「私の置かれた状況」を見せてやろうと思い、画像を出力して持参した。
私の現状は、すなわちO君の将来の姿になる。
ただ、あまり強烈なものを見せては、神経が持たないかもしれんので、先日の八幡さまでの画像にした。
あれでも充分に状況が分かる。
ところが、紙にプリントすると、光が変わる。これで、背景がよく見えるようになった。
「なるほど、膝丈スカートの女性は、背後の悪縁(悪霊)に捕まりそうになっていたから、私に助けを求めていたわけだ」
女性の後ろには、老婆風の女の悪縁が手を伸ばすさまが映っている。
私の左上にいたのはその仲間で、「邪魔をするな」と私を威嚇していた。
さらに背後には隊列が果てしなく続いているから、悪縁軍団が女性の幽霊を食おうとしていたもののようだ。他の幽霊を自分たちのものにして自我を強化し、幽霊として生き残ろうとしている。浅ましい姿だ。だが、悪縁は悪縁なりに必死でやっている。
たまたまO君はこの日休みだった。
そこで、病院の帰りにあの「膝丈スカートの女性」にご供養を施すべく、飯能の円泉寺にお参りすることにした。
前回は一年前で、ちょうど今朝そのことを思い出した時だった。
円泉寺は檀家寺で、外の客はあまり入らぬから、何となく足が遠のいていた。
何となく「部外者」みたいな意識になるわけだ。
だが、御本尊はお不動さまだし、亡者の救済には適したお寺だと思う。
墓地の前には六地蔵があるから、そこでお焼香をして、不幸な女の救済を念じた。
道理で幾度も「助けて下さい」という声が聞こえたわけだ。
帰路にはいつも通り、トラの神社に参拝した。
こちらは、自分自身の状況を把握しておくためだ。
もちろん、スッキリきれいにはならぬのだが、この時期からはあの世が活発に活動するから、まだ大人しい方だと思う。
追記)八幡さまの境内にいたのは、老婆一匹ではなく、もはや軍団だ。それが怖ろしいので、女性は私の右肩に必死で掴まっていた。
こういう時のどろっとした気配は、もはや体感的に分かる。
まるで霊能者みたいだが、「特別な霊能力」みたいなものはこの世に存在しない。
私の体は既に滅びつつあるから、霊能者みたいなものではなく「幽霊そのもの」に近づきつつあるということだ。