日刊早坂ノボル新聞

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◎古貨幣迷宮事件簿 「盆回し出品の解説」D523

◎古貨幣迷宮事件簿 「盆回し出品の解説」D523

 小説の素材として使用するので、これまで取り置いたが、半年後くらいから作品を出力することになった。編集に告知したので、気が変わらぬうちに前に進む。

 花巻の及川屋清兵衛が所有していた上納請取で、鹿角で発見された。書状類も一緒にあったところを見ると、「出店がこの地にあった」か、あるいは「奪われた」と言うことだと思う。古貨幣・古札類としては、この三種だろうと思うので、散逸を避けるためにまとめ出品とした。

 盛岡藩の公用札の中ではAクラスだが、ほとんど市場に出たことがなく、下値は「こんな感じ」の域だ。

 これまでの経緯から、欲しい人が四五人で、実際に応札する人が三人。よって、その三者の対応が決まり次第に終了となる。

 おそらく一日二日無いの勝負だと思う。

 三日後には、出品側の気が変わり、取りやめにしそうなので、念のため「早期落札あり」としておく(取り止めも含むの意)。

 これまで幾度か公開してあるので、解説は不要と思う。

 

 なお小説の素材として、文中に使用する場合があるので、予め申し添える。

 

追記)今回、対応が遅くなったので、抽選会の受付が十五日では間に合わぬ惧れがある。十五日の段階で三四人に届かぬ場合は、一週程度延期するので、ご了承ください。

直感では、今回あたり上位当選が出ると見ている。