◎栄一はカウントに誤差が出る
仕事で知人に会いに行った。
精算のため、札をカウンターで数えたが、最初に一台目のカウンターで数え、もう一度別のカウンターで数え直した。
すると、「数が合わない」ので、指で「一、二・・・」と数え直した。正解は二度目のカウンターで、指で数えたのと一緒だった。
「前のと厚さが微妙に違い、誤差が出る」そうだ。
最初のカウントでは、二枚多くくれる勘定だったので、「そのままでよかったのに」と冗談を言った。
こりゃ微調整が済むまでは、銀行とか大規模流通店とかは大変だわ。いちいち手で数えて確認する必要がある。
栄一は諭吉より厚く出来ていた。
(ここはオチを「人望が」とかに引っかけたかったが、人柄までは知らんし、上手く出来ず。)