◎霊界通信 家人の後ろに男の幽霊
台所に立っていると、家人があれこれ話しながら近寄って来た。
その背後に黒い影が立っており、明確に男だと分かる。
家人から「傍に男の幽霊がいる」というのは聞いていたが、直接目にするのは初めてだ。
ちなみに、ことあるごとに家人の脳内では、男の声であれこれ意見する声が聞こえるそうだ。
時々、部屋の中に立ったり、腕などを触ったりする。
結婚したての頃から同じで、同じ室内で寝ると、ダンナの方に悪戯をするので、部屋は基本的にずっと別々だ。
とりわけこの十年は、ダンナは居間の床で寝起きしている。
誰もいない部屋で物音がしたり、「テーブルの上のペットボトルが突然倒れる」みたいなことは普通に起きる。
ま、家人の場合はその男の影一人だけだが、当方の周りにはわさわさと沢山いるから、特に何とも思わない。
同居人みたいなものだから、住み分ければよい話だ。
家人はダンナが女性と食事してくると、すぐにそれを言い当てたが、そういうのはその男が教えてくれたようだ。
最近、写真に幽霊が写り込まなくなったが、その代わりに目視する機会がやたら増えた。
ここでもう腰がダメ。腰痛で座っていられない。