◎今日のこの人 「安倍昭恵さん」
昭恵さんがトランプ氏に会いに行くそうだ。
このニュースで思わず唸った。
「おお。さすが麻生さんだ。次を見越して手を打ち始めた」
岸田や石破総理と昭恵さんが仲良くしているわけがなく、政府の特使みたいな役割があるわけがない。
一方、昭恵さんは一私人で政治的スタンスを持たぬから、かつての安倍さんのスタッフは既に大半が離れている。恐らく安倍シンパのいずれかに散っている。
そうなると、段取りを取ったのは誰か。
トランプサイドとパイプを持ち、段取りをつけられる人間だ。
となると、答えは明白で、麻生さんしかいない。
今年の春頃に、麻生さんはトランプの私邸を訪問した。まだ選挙戦が激化する前のことで、「次期はこの人」と見ていたのだろう。そこで麻生さんはトラップ氏と二人だけで話をした。
たぶん、個人的に電話連絡できる関係になっている。
昭恵さんに「トランプ氏訪問」を持ちかけたのは、麻生さんだろう。出来るのは麻生さんしかいない。
となると、石破政権は始まったばかりだが、終わりも始まっている。参院選後には別の総理になる。
「機を見て鈍」なのは、岩屋外相をそのまま置いていること。
訪米すれば逮捕される惧れがあるから、岩屋氏は訪米しないし出来ない。それを外相に置いたままで外交が成り立つわけがない。
あのニュースは「俺に従え」というメッセージだというのが分からんらしい。普通はさっさと取り換える。
麻生さんと高市さんがメディアに余り出なくなったのは、画策しているからだろう。あれこれ策謀する者は口を開かなくなる。
昭恵さんは森友の時までは普通の奥さんだった。
権力者の妻で、寄って来る者を中央官庁に口利きしていた。
これは事実だと思う。
「安倍ガー」族はそこが我慢ならぬのだろうが、人間にはプラスマイナス両面がある。この世に聖人などいないので、相殺した結果、残るものを考えた方がよい。
安倍さんは岸田や石破氏とは見ているものが違っていた。
昭恵さんは森友で苦労したこともあり、最近の言動はすこぶる成熟している。ちなみに、ネットで昭恵さんのコメントを調べると面白い。「人間は揉まれることで成長する」とよく分かる。
昭恵さんは「米国次期大統領に普通に会いに行ける一般人女性」になった。もちろん、麻生さんの密使でもある。
もちろんだが、総ては個人の想像であり妄想にすぎぬので念のため。