日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

◎夢の話R070408「縞女、からの」

◎夢の話R070408「縞女、からの」

 PCが壊れたので、夢を記録した通し番号が分からなくなった(たぶん1200番台)。今後は日付を記す。

 

 久々に「縞女」の所在を感じ取ったので、その日の夜に悪夢を観た。
 これから起きることに関連する内容なので、詳細は書けないが、現実感があり、まるでその場にいるようなリアル感覚だった。
 予知夢的な内容の場合、夢なのか現実なのかの区別がつかない。私は夢の中で「これは夢で、自分は夢の世界にいる」と自覚することが多いのだが、これがなかった。
 その場に立ち、幽霊みたいにただぼおっとその場の状況を眺めている。

 ところで、「縞女」について。
 幾年か前になるが、毎晩眠ると必ず女の幽霊の夢を観ていた(または観させられた)時期がある。半年くらいの間、眠りに落ちると、必ずこの女が現れた。
 縞紬の着物を着ている。
 頭は丸髷で四十歳くらい。
 百回以上観たと思うが、その夢の内容から、大正末から昭和戦前に芸妓だった者だと思う。

 数が多いので、過去ログを観ないと夢の詳細を思い出すことが出来ぬが、最初の夢だけは鮮明に憶えている。
 和風旅館の座敷で酒を飲んでいる。
 座卓が十個くらい置かれており、各々の卓に客がいる。
 そのままがやがやと喧騒が続くのだが、突然、障子が開き、廊下から男が飛び込んで来た。
 「あの女が来るぞ。皆早く逃げろ」
 するとその部屋にいた男女の客が、大慌てで立ち上がると、その男が来た廊下とは逆方向の襖を開けて、走り去った。
 私もそれに釣られて襖の奥の部屋に向かおうとしたが、後ろを振り返ると、障子に人のシルエットが見えていた。
 女だ。
 女は廊下をゆっくりと歩き、最初の部屋に近づいて来たのだった。
 ここで先に逃げた女性が私に声を掛けて来た。
 「捕まると大変なことになるよ。早く逃げて」
 私は襖を次々に開けて、奥の部屋に逃げた。
 幾十もの部屋を通り過ぎ、「女」から遠ざかったが、そこで気が付いた。
 「この旅館にはいくつ部屋があるのだろう。何百もの部屋があるようだ」
 で、どことなく私の生家に似ている。廊下の広さや雰囲気がそっくりだ。

 これが最初で、これ以後はとにかく夢の世界に入ると、この女が現れた。当初は逃げるだけだったが、次第に内容が変わり、この女の半生を振り返る内容になった。
 「女」は自らが経験した酷い仕打ちを語り、恨み言を述べた。
 それを私が聞いて理解するだろうと思ったから、夢に出続けるのだと次第に分かった。
 金持ちで傲慢な振る舞いをする男に対し、この縞女は憎悪を抱いているのだった。

 旦那の酷い仕打ちが原因で、この女は死んだが、身元が分からぬように衣服をはぎ取られ、川に捨てられた。
 たぶん、荒川だと思う。
 その後、昭和十年頃に、旦那と使用人に報いが来て、この女に取り殺されたと思う。家族は離散した。
 恨む相手を幽界に落としたのに、この女の怒りは全然収まっておらず、今もこの世を彷徨っている。
 傲慢な男を見つけ、滅ぼすことに執着し、自我を保っている。

 

 ところで、幾らか余命が伸びて、半年くらい時間がありそう。そのうち、ひと月半くらいは床に臥すだろうから、四か月ちょっと。これを前提に、その間にやれること、やるべきことを見据える必要がありそうだ。

 そろそろ期限延長が効かなくなって来ていると思う。もはやボロボロだ。