◎病棟日誌R070415「烏賊の一夜干し」
◎病棟日誌R070415「烏賊の一夜干し」
朝、ガラモンさんから包みを渡された。
「親戚から貰ったから、おすそわけ」
中身は烏賊の一夜干しだった。
ううむ。午後まで五時間くらいは病棟にいるのだが。
ここにも冷蔵庫はあると思うが、魚は預かって貰えんよな。
とりあえず鞄に入れた。
半日置いたら、鞄が臭くなるし、そもそも傷んでしまうかも。
ここは病院で、少しく微妙な状況だ。
最近、腰と足指を中心に不具合が続出。
しつこく外科治療を勧められる。
だが、今は身の回りに「お友だち」がいるから、リスクは三倍だ。稲荷の眷属に祟られた時にも、同じ状況で「心臓の外科治療が必要だ」と医師5人が口を揃えて言った。
だが、生き死にについては当方の方が読みが働く。
「絶対に必要ない」と言い続け、実際に何もせず治った。
「お友だち」を遠ざけただけ。
帰宅してしばらく横になったが、お茶を取りに台所に行くと、やはり隣に「お友だち」が立った。
「そろそろ離しておく手だな」
ある一部の人たちには、当方とあの世からの贈り物がある。それがこのお友だちだ。
月末26日に間に合うように渡さないと。
横になっていると、不意に子どもの声が聞こえた。
「必ず良くなるから」
このまま腐って、とりあえず足の切断に進むかと思ったが、まだ行ったり来たりするらしい。
つくづく、「ひとが生きてゆくには『きぼう』が必要だ」と痛感した。
その意味では、今の政治・行政は失格だ。
「消費税を一度下げると、次に上げるのが難しくなる」から下げないそうだ。それって、ただの手続き論だよな。言い換えれば、「面倒くさいから」と同じことだ。
なんか、どいつもこいつも「国民にとって何が良いのか」という視点がない。
この一言だけで、罰を当てられても仕方がないと思う。
「お友だち」が「早くして」とせかすから、今週末には連れて行ってやろうと思う。