◎のじし考
◎のじし考
ネットで物事を引くと、今はAI回答が先に出るようになっているが、AIは文字テキストを中心に拾ったものを編集してまとめるので、ウィキよりさらにテキトーになっている。
江戸時代の「猪」のことを調べたら、「山鯨とか牡丹などと呼んだ」と出る。おいおい、それは肉になった時の話で、ビーフとかポークと同じ。生きているうちはそんな呼び方などしない。
で、そのうちに自分で、昔は「のじし(野猪)」と呼んだことを思い出した。
じゃあ、「いのしし」なら、きっと「亥野猪」か「亥之猪」が成り立ちだな、きっと。
前にも書いたと思うが、「ノジシ」は、当時の分類上、「鳥」になっている。最初のうちはこの理屈が分からずに、「ノジシ」という鳥が別にいるのかと思った。
あるいはまったく別の生き物か。
これについては、記載のある文献がまったく出てこない。
どうやら、やはり「ノジシ」は猪のことだが、なんでこれが鳥なのか。四つ足でしょ。
ここでようやく真実に行き当たる。
江戸時代には、四つ足を食うのはご法度だ。それと知れると罰せられる。だが、鳥は問題なし。
猪は害獣だし、駆除した折に捨ててしまうのは勿体ないから、たぶん、日常的にこの獣肉を食べた。
その際、差し障りが出ないように、あくまで「鳥」の扱いをした。こんなのは文字には落とせぬから、文献資料が残らない。
まさに、「書いてあることが真実とは限らない」のと、「都合の悪いことは嘘でしのぐ」というルールが生きていると思う。
今でいえば「国民の借金が膨れ上がっているから」とか、「財源は?」などが、これと同じようなイカサマな取り扱いだ。
外国に資金協力や支援をする時には、一言も「財源」の話は出ない。ま、海外支援は、与党のためのマネロンで打ち出の小槌だから、財源など気にならない。
ちなみに、何となくの語感だけだが、「のじし」は、本来、アイヌ語由来の言葉のような気がする。ここは個人的感想。