◎病棟日誌 R070715「モニターに」
◎病棟日誌 R070715「モニターに」
先週から体調が一段悪化しており、平地を歩くのがキツくなった。通院から帰ると、ほぼ終日、寝転がって暮らしている。
血中酸素飽和度が85%だったりするので、心肺症状が出ているということだが、同時に体重が激減しており、1週間で3キロ瘦せた。
これは数年前に稲荷の障りを受けた時と全く同じだ。
前回の検査結果が来たが、心臓が異常に肥大しているとの指摘だった。とりあえず、今後は除水措置を強め、毎回500グラムずつ除水することになった。
ま、来るべき時が近づいているということ。
私自身の予測では、概ね「あと余命二か月」で、今月末には酸素吸入器を常時付ける状態になると思う。
今のところ打開策はない。
食欲も皆無で、冷奴を食べると、もう何も受け付けなくなってしまう。食事の絶対量が不足しているので、「とにかく食べられるものを食べること。なるべくタンパク質を含むもの」という指示を受けた。
持病の進行によって、好ましい食事の在り方が変わるが、現状は既に「制限なし」に至った。
もちろん、原因は病気だけではなく、「黒い女」がしがみついていることの影響だ。取り憑かれている状態をそのままにしているから、悪影響が半端ない。
二十日が来れば、すぐに除霊浄霊のタームに入るが、間に合わないかもしれん。ま、幾らかはこの世に「因果応報」の理を示すことが出来れば、自分自身のことはどうでもよい。
前に「首を洗って待っていろ」と記した筈だが、そのシナリオ通りの阿鼻叫喚が起きると思う。
あと「こうなったら、絶対に前に立つな」とも予告した通り。見るな聞くな語るな。
帰路、傘を杖代わりにして、よちよちとエレベーターに入った。何気なくモニターを見たら、映っていたのは自分の姿を後ろから映した景色だった。普段は「四文字熟語」だから、監視映像が出るのは珍しい。
「さすがだわ。今の俺の感度は90%くらい正確だ」
最近は、左右の肩に「女の頭が乗っている」感じがあったのだが、モニター映像では実際にそいつらが乗っていた。
音ではないが、息遣いのような気配を常に感じる。
実際にいたのなら、それもその筈だ。
この感覚に10%のずれがあるというわけだが、それは「二人ではなかった」ということだ。いたのはもう一人。
背中にも影が取り憑いていたが、これがあの「黒い女」だった。背中に両手を回して、頬をぴったりくっ付けている。
肺の症状が出るわけだわ。
今回分かったが、「黒い女」は過去に見たような「得体のしれぬ存在」ではなく悪霊だった。
顔が真っ黒なのは「焼け焦げているから」で、火事か空襲で焼け死んだ者だったらしい。無念の思いが強かったから悪霊になった。
最大の朗報は「黒い女」が「お迎え(死神)」ではなく幽霊だったことだ。
幽霊なら人に近いので対話が出来る(かもしれない)。
まずは従前のローテで、ご供養や参拝を始めることにした。
余命二か月だが、幾らか死期を先延ばしに出来るかもしれん。
ま、自分の延命よりも「悪人へ雷を落とす」方が重要だ。
足腰は絶望的だが、無理を押して、これから神社やお寺に行く。
最近、まともに幽霊を見る機会が増えた。
看護師の背中に隠れるようにしている女を見つけたので、さりげなく浄化の手立てを示唆しようと思う。普通は誰かが傍にいるものなので、気にする必要はないのだが、私のようにしがみつかれやすい者もいる。
ま、出して見せれば分かりが早いが、あの世がどういうものかを知る経験がなく、想像がつかないと、精神に変調をきたす。