◎「ナイジェリア」に関するあれこれ
◎「ナイジェリア」に関するあれこれ
あくまで生活知識(実体験で見たもの、相手が見える範囲で聞いたもの)なので一般化は出来ない範囲です。
家人の勤務先の隣の小学校では、昨年、英会話講師としてナイジェリア人を採用した。男性で英国の大学を出ている。
四月に授業を始めたが、五月に職員の更衣室が荒らされ、キャッシュカードが盗まれた。
不正使用した機械の証拠から、そのナイジェリア人が逮捕されたが、その日のうちに百万円使われていたという話だ。すなわち概ね限度額総て。
ナイジェリアはカード詐欺の本場なので、一般人でも「セキュリティ破り」の知識を持っており、簡単に使われるとのこと。
それなりの教育を受けており、それなりの悪事の知識の方も持っている。それがナイジェリア人と思った方がよいらしい。
当方は「ナイジェリア」と聞くと、「ああまたか」とウンザリする。
数十年前、会社経営者だった頃には、ファックスで投資話(詐欺)が頻繁に来たが、その多くがナイジェリアからだった。
「金採掘」などの嘘の詐欺話に「投資すると儲かる」みたいな誘い文句が書いてある。
母の知り合いに「昔、疎開に来た女性」がいたが、この幼馴染のダンナが作家だった。私小説みたいな話を雑誌に書いたり、演歌の作詩をしていたが、それは表向きで、本業は不動産売買だった。知識人や芸能界で知りえた人の土地を売買するのが本当の生業だ。殆ど詐欺。
親戚の葬式の時に夫婦で来たが、その時に挨拶したら、後に連絡が幾度か来た。
「千葉に良い土地がある。墓地開発で儲かるから、一緒に見に行かないか」
参考までに見に行ったが、一見山林風の土地は地目に農地が掛かっていた。この辺は当方は地域社会学の師匠の許で修業したから、用水路を見ればわかる。
「これは農村開発事業で作った用水路だから、農用地に指定されていますよ。農地転用の届を農業委員会に出して、農家全員の了解を取る必要があります。無理ですね」
それでもなんか粘っていたが、何のことはなく、当方を通じて郷里の父から金を出させようと考えていたのだった。
さすがにそれからは付き合うのは遠慮することにした。
だが、その本人ではなく、腹心の不動産屋が、時々、当方の会社にも来た。
「こんな良さげな投資話があるのだが」
そう言って出したのが、英文のファックスで「金を売ります」と言う話。発信元を見ると、ナイジェリアだった(w)。
東京の経営者なら「ナイジェリア」が何かは知ってるのに、よほど当方が甘く見えたんだな。
コイツの魂胆は、投資用で金を引き出し、それを先方には渡さずに自分たちがポッポに入れるというもの。投資詐欺だ。
資金はすぐに無くなって終わり。
「いつも芸術家や小金持ちから、投資名目で金を巻き上げているわけだな」と思った。
「年10%の配当があります」とか「モンゴルの金山で資金が五倍になります」の類の話だ。
この手の「何をどう動かすか」が見えぬ話は全部詐欺だ。
ナイジェリアは当時から国際詐欺の本場だった。
ついでだが、この「作家の取り巻き」は、「山下財宝の金を買わないか」という話も持って来た。
例によって英文ファクスがネタ元だったが、「フィリピンから船で金を持ち出すので、洋上で取引したい」と書いてあった。
読んですぐにゲタゲタ笑った。
売り渡し価格が普通の取引価格と同じで、買っても何も利益がないし、持ち帰った時に課税される。しかも洋上だから船に現金を積んで行かねばならない。
「これでは金だけでなく、命も取られますね」
そもそも山下財宝については、家人の母の実家の州にあったもので、マルコスが掘り出している。マルコスはそれを米軍に頼んで米国に直接運んだ。軍経由だと通関がないから、将校に賄賂を渡しておけば問題なし。マルコスは米国内に莫大な資産を築いていたが、これはそれが原資だ。
金を掘り出した時の作業員が全員殺された話は日本でも知られているわ。
山下財宝は貴金属のインゴットだが、日本軍が検品した時に極印を打っている。「何か打ってある筈だが、それは何?」と訊けば、少なくとも少しの間は遊べる。100%が答えられない。
その「作家の手下」の裏では作家本人が糸を引いていたと思うが、手口が杜撰だった。だが、それはとりもなおさず、それだけでだまされる人間がやたら多いということだ。
投資は「何をどう動かすか」が具体的に分からない場合は手を出したらダメだ。
もちろん、「ナイジェリア」関係は、そもそも存在自体が詐欺だと思った方がよい。人も同じで、そもそも詐欺師は肩書なんかは持っていて当たり前だ。これが無いと信用されない。
日本でも、「T大法学部出で、公的団体の役員」、みたいなキャリアが真実なのは当たり前で、そこから先が詐欺師の張る仕掛け(罠)だ。霞が関界隈にはよくいる。
英国の一流大学を出た人が普通にカード詐欺を働く。
これで一般労働者を移民に迎え入れようだなんて、どんなおめでたい国だよと、正直に思う。
政治家や役人は生活知識が乏しいわけだな。バカ丸出し。
これをブログで一般公開したら、「差別的だ」と言う奴が出そうだ。パヨはそれこそお目出度くて、バカ丸出しが多い。
「国籍の壁のない国を目指す」だってさ(ちなみにノダ氏談)。www
日本は温室と同じで、外界と隔てた内部の環境を管理し育てたから、中が安全で病害虫が少なかった。温室の敷居を取り払ったら、害虫や獣に好き放題に食われる。
官僚とか政治家は、生身の詐欺師とやり取りしたことがないから、頭の中が「お花畑」だ。
ま、自民党だと、政治家本人が詐欺師ではある。