日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

怖がりの話

 息子(小4)は、気が小さいのに怖い話が大好きで、テレビで夏の怪談特集なんぞがある時には、すぐ前に座り、固唾を呑んで見守っています。
 「怖いのなら見なければいい」と言っても、全く言うことを聞きません。

 どこぞの病院跡で・・・とか、トンネルで・・・などという話を見て、「心霊スポットとかはあるの?」と真剣に訊くので、「なあに。デタラメだよ」と答えました。
「特別に何かがあった場所だけではなく、そこいらじゅうにいるからね。四畳半くらいの広さに1体はいるのではないか」
 これは次女(中3)には大受け。
「じゃあ。空から見たら、蜂の巣みたいな密度でオバケがいるように見えるよね。ある意味気持ち悪い~」
 次女は、碁盤の目とか鶏舎にたくさんいる鶏とか、小さなものが大量に集まっているさまが大嫌いです。

 息子の方は「そこいら中に」で完全にビビリ、しじゅう拍手(かしわで)を打ってます。怖い夢も見るのか、夜中の3時4時に起き出しては父のそばに駆け寄ってきます。
 このため当家では、玄関やトイレなど、あちこちにお清めの塩を置いてます。「嫌だ」と感じたら、すぐにお清めをすることになってますので。

 今日は、居間で父親が昼寝をしていたら、その父の上に塩を捲いていました。
「ペッペッ。トーサンはオバケじゃねえぞ」
 鼾がうるさく、オバケがとりついたとでも思ったのでしょうか。
 まったく困ったもんだ。

 息子はいまやシャワーも独りではできないので、2、3日体を洗わなかったりしてます(笑)。