日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

定額給付金なんかいらない

定額給付金は、「数年後に消費税を上げる」ことを前提として、2兆円の支出を行うものです。
「あの時、金をやったから税率を上げるのはしかたあるまい」というのが、その時の言い草でしょう。
これって「○○泥棒」的な呼び方がありましたね。

シナリオは次の通り。
とりあえず、国民の懐を潤して、恩を売る。
選挙もなんとか、その勢いで凌ぐ。
3年経ったら、「赤字をどうにかせんといかん」。「子どもたちのために」とか、社会正義的なフレーズを持ち出す。
消費税は、一般財源でどの用途でも使えるように設定する。

もし選挙で勝てなかったときは、2兆円の穴埋めは民主党に背負ってもらう。
すぐに内閣が倒れて、政権が戻ってくる。

あきれますねえ。
麻生氏に国民生活の実情なんかわかるわけがありませんよ。
ニュージーランド大使館の近くにある麻生邸を見てみればわかります。米国とか英国など、どこか大国の大使館だと思ってしまいます。
一連の発言を見ると、「ちょっと金でも撒いてりゃあ、国民なんてチョロい」と考えているのだろうと感じます。