日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

夢の話 第124夜 蕎麦屋にて

蕎麦屋に入りました。
結構混雑しており、空いている席はカウンターの隅だけです。
ひとまずは、その席に座ります。

隣は30歳くらいの自由業っぽい男。
スポーツ紙を読みながら、セットものを食べています。
買いたてと思しきドリップコーヒーの器具が脇に置いてあります。

視線を横に移すと、蕎麦屋の店員が1人、カウンターの傍らに立っていました。
20歳前後かな。つい3ヶ月前に田舎から出てきましたって感じです。

その店員が唐突に私の隣の男に話しかけます。
「インナーってどういう意味ですか?」
話しかけられた男は、無言のまま新聞を読んでいます。
(聞こえなかったのだな。)
店員が再び声を掛けます。今度は先程より大きな声。
「すいません。インナーってどういう意味ですかあ?」
「え」と隣の男が顔を上げます。

店員が指差す先には、コーヒーメーカーがあります。
箱に「インナー50枚サービス」と書いてありました。

ドリップコーヒーの「インナー」って何?
聞いたことないぞ。
隣の男も同様で、やはり首を捻ってます。
「インナーって、内側のものってことだよね。ううむ」

思わず、口を挟んでしまいます。
「フィルターのことではないのかな。他に内側にセットするものはないし」
しかし隣の男は不審げです。
「フィルターならフィルターって書きますよね。何でしょう」

3人でしばし首を捻ります。
ここで覚醒。

まったく意味がわかりません。
蕎麦屋にも行っていないし、コーヒーメーカーに類する記憶もなし。
フィルターだけは、家のは今切れてます。

「おかしいぞ」と思う間もなく次の夢に突入です。