日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

「常識」の欠如

かんぽの宿」関連で総務相辞任に至る経緯について、国民一般と自民党代議士との認識には、天と地の違いがあります。
 元々、完全な民間の企業であれば、会社の資産を不当に安く他社に売却しようとしており、それが経営トップになんらかの個人的繋がりがある相手ならば、これは不正であり多くは背任行為になります。
 社長辞任どころではなく「逮捕」に進むのではないか。
 まあ、これは未然の段階だったとしても、とりあえずは経営から退いてもらうのが至極当たり前です。株主総会では、普通に「経営陣の交替」を要求されるでしょう。

かんぽの宿」問題は、それが「国民に対する背任行為」に限りなく近いと、我々下々は受け取ってます。
これに対し、「郵政民営化の流れを止めるな」と主張する感覚は、いったい何なのか。(これは、あくまで報道の範囲ですが、主に中川秀直氏の発言を指します。)
麻生氏の最大のミスは、この手の人たちの圧力(?)に従ってしまったこと。常識をはるかに逸脱してしまいました。

 以上は、ブログとしても書く必要のない自明の理ですが、あえて残します。
 慌てて、マスゾエ氏を立てたところで、ごまかしは利きません。民主党支持者でなくとも、「今は政権交代をしなくてはならないとき」であることがわかります。
 私も民主党支持者ではありませんが、今回は「反自民」のため協力します。