「九戸戦始末記 北斗英雄伝」公式ホームページ(http://www.goemonto.rexw.jp/)へのアクセス数の推移を確認した所、最近、最も増えているのは「中国から」のアクセスでした。
大歓迎ですね。
中国では九戸政実への関心が高く、研究リポートをあたると、いくつも検索できます。本作は小説なので資料出所を書いたりはしませんが、参考にしたものもいくつかあります。(もちろん、本作がベースとしているのは、わずかな史実と、地方の伝説に立脚したオリジナルなストーリーです。)
ただし、意図的に「金庸」調の展開にしたところも各所に散りばめてありますので、いつか中国の人にも楽しんでもらえる日が来れば良いと思っています。
城攻めの合戦シーンは、「射鵰英雄伝」を髣髴とさせる雰囲気で行きたいものです。
HPでは、意見や感想、展開のご要望を書くコーナーもありますので、何かしら跡を残していただければ幸いです。中国語の場合は、読んで理解するのに時間が掛かり、また返事もできないと思いますが、必ず参考とさせていただきます。
明人を父、朝鮮国人を母に持つ李相虎は、終盤に大活躍します。
この李相虎は九戸戦で死ぬことはありません。
なぜなら、すぐに暴君秀吉の朝鮮出兵が待ち構えており、そこで秀吉軍と戦って貰わねばならないからです。