日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

<尖閣>その4 街の現場から

妻は外国人ですが、英会話講師として小学校に勤務しています。
妻によると、昨日、子どもに「お祖父ちゃんに、お前の先生は中国人なのかと訊かれた」と言われたそうです。
常識的には、日本で中国籍の人が、英会話の教育に携わることは、ほとんど無いだろうと思います。
 
そのお祖父ちゃんとしては、「もし中国人だったら、何か文句を言ってやろう」というつもりだったのですね。
もちろん、そういうことは絶対にしてはなりませんよ。
日本に来ている中国人は、少なくとも大半が、何かしら日本に好意を持って来ている人ですよ。
そういう人を、一方的な思い込みで、踏みにじるのは、「信義にもとる」行為以外の何物でもありません。
 
在日外国人及びその夫としては、エライ迷惑です。
しかし、ま、「とにかく中国や中国人はムカツク」という気持ちは、分からないでもないです。
「中」という漢字を見るだけで、イラッと来る人も、必ずしも少なくは無い筈です。
 
でも、中国は情報を統制して、政府に都合の良いものしか国民に見せない国ですよ。
非は中国人ではなく、愚民化政策を採り続ける中国政府でしょう。
 
中国人は世界の嫌われ者で、しかもそれを知らない。
自分が優れていて、常に正しいと信じている、実にお目出度い国民です(あるいは子ども)。
フィリピンでは、容赦なく殺される外国商人の筆頭は、中国商人(華僑)です。
なぜなら、田舎の島に行って、無知な若者を都会や外国に送る商売をしているから(要するに人身売買)。
しかし、中国人をけして笑えないのは、2番目に殺される外国人が日本人だということです。