日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

自転車での携帯使用を厳罰に

 5月1日の午後5時過ぎ、狭山市新狭山駅口交差点の近く、つるやゴルフの向かい側の側道で、信号待ちをしていました。私の乗る車の前には、軽トラックが1台止まっていて、その先が16号線。16号線の向かい側に信号が見え、そのすぐ後ろがつるやゴルフというロケーションです。
 
 信号が青に変わったので、前の軽トラが前進を始めます。若干、上り坂なので、きゅっと進んだようですが、直後に左側の川越方向から自転車が飛び出してきて、軽トラックにぶつかりました。
 自転車は横倒しとなり、車道に倒れこみます。
 人身事故ですね。
 
 軽トラは、上り坂を出たところで、左手には建物があり、自転車が来る様子は一切見えません。
 自転車側から見ると、正面は赤信号だったのに、完全にそれを無視して交差点に侵入した模様です。
 
 すぐに数人が走り寄って来ましたが、程無く、自転車の女性が立ち上がりました。
 20歳前後です。
 (良かった。大きな怪我はしていないようだ。)
 軽トラの運転手(中年男性)は、かなりショックを受けていたようですが、車を脇に寄せ、電話を掛け始めました。
 警察か、救急車を呼んでいるのでしょう。
 
 (なんで、赤信号を無視したんだろ?)
 すると、女性は16号線の路上から、何かを拾ってきました。
 たぶん携帯です。
 なるほど、携帯を見ながら自転車に乗っていたので、前の赤信号に気づかなかったのでしょう。
 (実際に、携帯を見ていたかどうかは確証がありませんが、信号を無視したのは確かです。側道側の信号が青に替わってから、軽トラが前進したのは、はっきりと確認していましたので。)
 
 最近、本当に危険だと思うのは、自転車に乗りながら携帯を触っている人が、ずいぶんと多いことです。
 しかも、通話ですらなく、メールを見ています。
 それじゃあ、前が見えるわけがないです。
 脇を通る通行人や車がいくら気をつけても、自転車の速度は、周囲が咄嗟に反応できるスピードを超えています。
 
 事故を間近で目撃した者の感想ですが、まずは重大な死傷事故でなくて良かったです。
 次に、撥ねたのが自分の車でなくて良かったです。
 あの状況では、車側からはゼッタイに避けようがありません。
 もし、自転車女性が重体になったり、死亡したりしたら、やはり車の運転手の前方不注意に「させられてしまう」のでしょうが、あまりにも理不尽だと思います。
 夜になり、新狭山交番まで目撃談を伝えに行ったのですが、急用があったのか、警察官は不在だったようです。
 
 今回の女性が携帯を見ていたかどうかはともかく、自転車に乗りながらの携帯の使用は、厳罰で取り締まって欲しいです。
 眼をつぶって運転するのと、まったく同じですよ。 
 メールはもちろん、通話も厳禁にして欲しいです。
 危険行為として罰金十万円くらいでどうですか。それくらいでないと、間違いなく止めないです。
 その反則金を、福島他、被災地の支援に充てれば良いと思います。