日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

夢の話 第164夜 前夜のお告げ(安田記念にて)

6月3日は安田記念でした。
1日の夜、すなわち明けて2日の朝ですが、目覚める直前に夢を見ました。
 
私の目の前には、ホワイトボードのような平面が広がっています。
黒板の緑色ではなく、灰色がかった白色です。
その平面の上に図形が現れました。
すぐに明瞭になり、三角形のかたちに整います。
その3つの角には、それぞれ数字が見えています。
一番上が3で、下の2角が1(左)と8(右)です。
 
このパターンには見覚えがあるよな。
確か、あの時もホワイトボ-ドに「ハートレイク」という文字が浮かんだっけ。
あれは確か安田記念ではなかったか。
そう言えば、日曜はその安田記念です。
 
こりゃ、間違いなく「お告げ」だ!
「でも、気をつけなくっちゃね。頭が3だってことを忘れちゃいけない。お告げは何度ももらったけれど、買い方を間違えてしくじったことが数えきれない」
ここで覚醒。
 
ぶっきらぼうな夢でした。
馬3頭で頭が3番なら簡単です。3番から1番、8番に2点流せばそれで済みます。
馬単でも良いよね。
三連複が1点で、三連単でもわずか2点。
これなら、心置きなく買える。
 
もちろん、「お告げ」にはルールがあります。
たとえば、事前に第三者に口外してはいけない。
大きく突っ込んではいけない。(せいぜい1点数千円程度まで。)
大当たりした時に、吹聴してはいけない。
要するに運気をかき回すことをしてはならないのです。
(このルールを知らずに、夢のお告げを他人に教えていた時期がありますが、実現しませんでした。ほんの少し結果が動いてしまいます。)
「お告げ」は他の誰でもなく、伝えられた人のために来ているのです。
また、誰かを納得させるために来ているわけでもなく、証明は不要。
運気全体に影響を与えることのない範囲で、「お前だけに教える」というのが、「お告げ」です。
 
ところが、運気の良し悪しを教える「何か」(神様とか霊とかお好きな解釈で)は気まぐれです。
ストレートにそのまま教えるのではなく、こちらに考えさせ、判断させる部分が含まれています。
20年くらい前の、ワコーチカコが勝ったエプソムカップでは、「3と4」というお告げをもらったので、そのまま馬連で3番4番を買ったら、来たのは枠の3-4だった、てなこともありました。       
もちろん、それでもかなりの高配当でした。
 
すなわち、お告げの罠に騙されないためには、よくよく考える必要があります。
3日の朝の結論は次の通りです。
○まずは3から1と8の馬連馬単、ワイド
※1-3、3-8の枠連。                ※印は騙されパターン対策(以下同じ)
※3と18、8と13の馬連(数字の組み合わせの変化したもの) 
○三連複は、1-3-8を上限まで、念のための押さえを1-3、3-8の2頭軸から総流し(1、2枚ずつ)。
三連単は、3→1⇔8を上限まで、3→1→総流しと3→8→総流し(1、2枚ずつ)。
※勢いのある馬(このレースなら2番ガルボ)や、震災・津波からの復興の年を象徴するなら4番ストロングリターンが突っ込むので、もう一度、3→1、8から2と4へ三連複と単。
 
夢のお告げは絶対的なものではなく、勘の鋭い時とそうでない時で、精度にむらがあります。
しかし、今はまさに「勘の鋭い時」だったようです。
入線順は、4番ストロングリターン、3番グランプリボス、8番コスモセンサー、と来て1番ダノンヨーヨー
背筋が寒くなる瞬間ですね。
2着から先は、ほぼ夢に出た通りです。
いつも感じますが、「お告げ」はゴール順でなく、レースの勘所に関わる画像のような気がします。
直線でゴールの手前50メートルくらいの地点で、横から写真を撮ると、3→8→1ですね。
ちなみに、馬券の本線の3-8-1(または3-1-8でも同じ)で決まると、すべて1点目で的中するので、3千万近くの配当でした。 週末の馬券自体の購入金額は4万弱です(他のレースも合わせて)。
 
このレースではワイドと三連複を当てていますが、お告げを最大限に活用できていないので、それこそ「じくじたる思い」です。
「今年こそ復興だ」と決めれば、頭はストロングリターン1頭で、次が3→1、8で、完全的中が可能でした。
ストロングリターンは人気サイドなのですが、それでも7、8百万にはなったような感じです。
何せ三連単が40万円台です。
私の場合、1点目に選ぶ組み合わせは、どのようなオッズ(配当)だろうと、許される上限(すなわち数十枚)は買うようにしています。
 
今回の安田記念は、馬券的には悔しいですが、しかし、良いことが2つあります。
1つ目は、日本は必ず復興できること。
ストロングリターン号はまさに「復興」のシンボルで、これはメッセージになってます。
「どこからのメッセージか」ということについては、「神」でも「霊」でも、「あの世」でも、お好きなものを入れてください。
イカサマ霊感師がよく使う、「亡くなったお祖父さん・お祖母さん」でないことは確かです。)
 
2つ目は、どうやら「第六感」は確実に存在するらしいこと。
時々、降っては来るけれど、これまで「お告げ」の存在に確信を持てずにいました。
要するに妄想がたまたま当たっただけかも、と疑うこともあったのです。
しかし、今回の3-8-1の並びは、頭で考えては絶対に選べません。
思い付きでは、けして想像出来ない組み合わせです。「たまたま」はあり得ない。
 
こういう経過でしたので、お告げのルールでは、吹聴は禁止事項なのですが、必ずしもお告げ通りにばっちり当てているわけでもないので、書いてみることにしました。
とりわけ、上記の1番目は重要です。
捨てばちにならず、こつこつと前に進むなら、今の日本にも必ず道は開けます。
 
ストロングリターンと厩舎の皆様いは、「どうも有難う」とお礼を言いたいくらいです。
わずか数万が3千万に化けたのでは、この後の人生が狂います。
直感で得たのは、わずか数十万の配当でしたが、結果的にはこれでよかったような気もします。
 
(以下はオマケです。)
勝ち負けやレース云々は別にして、今回のシルポートもいつもどおり良かったです。
「オレの戦いはこれだ」と、はっきりしているところが、ほれぼれします。
生きざまを感じるからだろうと思いますね。
もはやG1成績は不要で、リアルインパクトあたりより、はるかに「記憶に残る馬」になってます。