大リーグのダルビッシュ先発試合を見ていたら、いつのまにか寝入ってしまいした。
眠りに落ちると、すぐに夢の中に入ります。
私は誰かと約束をしており、その約束の場所に向かおうとしています。
車で出発したのですが、その車が故障してしまいました。
駅からは離れた場所でしたが、すぐ目の前に自転車屋があります。
じゃあ、しょうがないので、ここで自転車を買って、それで行こう。
長い間、自転車をこぎ、ある学校の前を通りかかりました。
この学校には見覚えがあります。
ここに着いたのなら、目的地はすぐ近くです。
学校の校門の前を通り過ぎようとすると、先生が1人立っていました。
下校する生徒に声を掛けていたのですね。
「あ、〇〇先生」
〇〇先生は、〇十年前、私が高校生だった時の部活の担当教諭です。
物理部だったけれど、私は文系。
授業で講義を聞いたことはほとんどありませんでした。
この先生は、同窓会でも私のことを忘れていたんだっけな(当たり前です)。
下手な挨拶をすると長くなりそうだし、説明が面倒です。
軽く会釈をして、前を通り過ぎようとしますが、先生の後ろに校門が見えていました。
その校門には看板がかかっており、「福岡高校」と書いてありました。
十メートル歩いたところで、今の事態に気が付きました。
う。ここは二戸だ。
ってことは、私が今目指している場所は、宮野(福岡)城か。
こりゃ、「そろそろ北斗英雄伝の続きを書いてくれ」という意味ですね。
健康を損ねたこともあり、九戸政実が三迫で斬首されるまでの話が保留となっています。
「書け」と言っているのは、もちろん、私自身の潜在意識でしょう。
九戸政実に言われているんじゃ、さすがに怖すぎます。
などと考えているうちに、覚醒。
(現実の私の出身校は、福岡高校と同じような、盛岡の旧制中学系の某校です。)
それもあってか、応援団の方も父の店の前を通るときは、必ず挨拶をしていくようになったのです。
この付き合いは20年は続いたのではないでしょうか。
しかし、数年前、帰省した際にこのことを話題にしたら、「最近は通らなくなった」とのこと。
野球部が弱くなったのか、応援団がヤワくなり、電車やバスで移動しているのか。
(確かに、70キロ近く歩くのは、今どきの子にはキツイか。親も止めることでしょう。)
でも、今の時代、「自分の足で歩こう」という頑なさは貴重ですね。
父とは別のかたちで、私も二戸福岡とは一生付き合っていくことになります。
(ちなみに、「ボケナス」は口癖で、40歳未満にはいつもこう言います。もちろん、口も性格もキツいほう。)
ところで、夢の中で、約束の場所に来るはずだったのは、私の他にあと2人いるはずです。
実在の人だったと思いますが、それが一体誰だったか思い出せません。