日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

「九戸戦始末記 北斗英雄伝 第3巻」の提供開始

第3巻の販売が始まり、連日、書籍の梱包と発送に追われています。
みちのくの中では、青森県の方々に一番読んで頂いているようで、県内各地から注文が入ります。

本来、岩手県盛岡市が本拠地となるはずですが、北奥3県の主要都市の中では、最も反応が鈍くなっています。
ある知人によると、「そりゃ、盛岡では回りじゅう南部側だもの。南部を敵とするなら完全アウェイでしょ」とのこと。
なるほど、納得です。

この巻からは、全国区の侍も多く登場します。
出番が一番多いのは、伊達政宗で、九戸戦の頃にはまだ二十台半ばです。
春に、大崎一揆を扇動していることを看破された政宗は、国替えを命じられ、その大崎の地を与えられます。
そこで、出羽から大崎に進軍し、当地の一気勢力を自らの手で滅ぼすことになりました。
若き政宗は、自らの家来たちを救うため、「修羅王」になることを決意します(修羅の章)。

この3巻には、悪女紅蜘蛛の誕生秘話など、シリーズの中でもかなり面白いエピソードが含まれています。
ご注文は、ブックウェイ、蒼龍舎の双方で承りますので、よろしくお願いします。