日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

(北斗英雄伝)第5巻の配送日程について

「九戸戦始末記 北斗英雄伝 第5巻」につきましては、6月10日より順次、配送を開始することになりました。
これまで仮申し込み(予約)のみ受け付けてまいりましたが、これより正式に注文を受理します。
よろしくお願いします。

当巻では、「山吹の花が咲く頃」を同時収録しております。
この作品の概要は次の通りです。

主役は玉山大和。
大和は帰郷途中に、斯波の侍に襲撃されます。
この時、負傷していた大和は、馬から落ち、谷底の渓流に呑み込まれました。
気がついてみると、そこは下界と隔絶された地でした。
そこには、老人と孫の女性の2人だけがいました。
大和は何か所もの骨を折っており、これが一応の回復を見せるまで、かなりの時を要しました。
1年が経ちましたが、依然として口が利けません。

やっとのことで谷を抜け出し、玉山館に戻ると、自分は既に死んだものとして扱われていました。
顔が変貌しており、誰1人として大和のことが分かりません。
大和は「田無権兵衛」という別名で暮らすようになります。

岩手侍と斯波とは、それまでずっと緊張関係にありましたが、いよいよ本格的な合戦が始まることになりました。
その戦場には、大和の息子・小次郎(後の兵庫)がいましたが、小次郎は斯波によって包囲されてしまいます。
玉山大和は、九戸政実の助勢を得て、息子の救援に向かいます。
そして・・・。

戦国末期の奥州に、ファンンタジーめいた話があれば、さぞ楽しかろうと思い、書いた作品です。
皆様に楽しんで頂ければ幸いです。