日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

(飯能日高)お参りの順路

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数年ぶりに車で小旅行をしましたので、帰宅後はただぼおっとしています。
この数年は体調が悪く、車では出掛けられなかったので、かなり「まし」にはなって来ました。
もちろん、疲れはすぐに取れません。
2、3日の間は、体にあまり負荷をかけないようにぶらぶらすることにしました。

今日は瀧不動から高麗神社を回りました。
最近、「お不動さまから神社へ」という経路が最もスッキリする道筋だということがわかったので、常にこのコースを辿ります。
近くに高山不動もありますが、こちらは坂がキツイので、その日の思いつきでは行けません。

お不動さまは、断固とした決意をもって衆生を救ってくださる存在とのことです。
このため、すぐ近くに亡者の類が集まって来るので気を付ける必要があるようです。
悪心を抱えたまま、ここに出入りすると、帰路、不浄な存在を持ち帰ってしまいます。
各地のお不動さまで「悪戯をした者に厳しい罰が当たる」話が伝わっていますが、これはこういう理由で、お不動さまが罰を当てているわけではないようです。

家人は「お不動さまの近くでは様々な声が聞こえる」と言います。
よく聞こえるのは小さな子どもの声で、わやわやと煩いくらい騒ぐ。
ダンナの方は、声は聞こえませんが、周囲がざわめいている感じはわかります。
中に入るとその感覚が消えるので、手を合わせつつ、自分の抱えてきた重荷を下ろします。

そこから、高麗神社へ向かいました。
ここは清浄な場所で隅々まで管理が行き届いています。
ここで手を合わせ、境内から出るころには、心が静まっています。

高麗神社は、今日は「茅の輪くぐり」の日でした。
鳥居の内外を左回り⇒右回り⇒左回りの順に回って中に入ります。
スサノオ所縁のお祓いで、6月と12月が大祓式の月に当たっていると書かれていました。
人は幸福を願う目的で神社にお参りしますので、参拝客の全員がきちんと作法通りに茅の輪をくぐって中に入っていました。

家を出る時のモヤッとした感じや、お不動さまの近くでのざわっとした感じがすっかり消えています。
迷いを打ち消すためのお参り路としては、私にはこの経路が最適な模様です。

写真は高麗神社「茅の輪くぐり」に関連するものです。
最初に見えているのは、境内のヒノキの樹です。
足元にステップがありますので、やはり幹に手を当てて祈願をする場所になっています。