日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

「縁を切る」ための集団的自衛権?

娘は嫌韓派ですが、「好き・嫌い」の範疇を超え、極めて冷静に日韓関係を眺めています。
夕食時に「憲法改正無くして、解釈を変えるという方法で、政策を変えてもいいのか」という話題になりました。
父親の意見は、これまでと正反対の解釈なので、「憲法の改正無くして、集団的自衛権の行使を容認することなどあり得ない」というものです。
憲法の意味が無くなってしまいます。

すると、娘がひと言。
「お父さん。今の解釈の変更は、アメリカに従属してアフガニスタンイラクに軍隊を出すためのものではないんだよ」
ちなみに、集団的自衛権を容認した時点で、「自衛隊」は「国軍」に名称を変更する必要があるとのことです。(こりゃ本当だ。他国の軍隊と同じになります。)

娘曰く、「今の変更は、韓国に鉄槌を与えるためのものなんだよ」。
え?どういうこと?
複数の学者が主張するところによると、今の話は日本の「集団的自衛権」を「きっちり定義すること」が重要なポイントだと言います。
もしこれが通ると、「自国や同盟国が第三国による武力行使の危機に瀕した時」に発動されるので、これに当てはまらないケースには、「出さなくとも良くなる」と言います。
または、自国や同盟国に関係しない軍事行動については、これを除外できる。

すなわち、朝鮮半島で有事が起きて、米韓同盟により、日本から米軍が出動しようとしても「日本はあからさまに拒否できるようになる」と言うのです。
なるほど。
日米同盟はありますので、日米双方の危機には助勢が可能です。
米韓同盟も存在するので、有事の際、米軍には韓国に派兵する義務があります。
しかし、日韓同盟は存在しません。
すなわち、朝鮮半島で紛争が起きたとしても、それは「日本とその同盟国に直接関係する事案ではない」ということです。

かたや、「韓国人には情勢が見えていないので、朝鮮半島に日本が入ってくるには承認が必要だとか、バカなことを言っている。歴史を顧みず、今や事あるごとに反日を唱えるのが韓国だよ。人の揚げ足取りばかりしているのに、もし北朝鮮が南進しても、日本が助けてくれると思う方が愚かな話だよ」。
わが娘ながら、「コイツ。恐ろしいな」と思う瞬間でした。
わずか20歳で、国際情勢には興味が無いかと思いきや、きっちりとニュースをチェックして、自分なりの考えを言います。

日本人の多くが、「韓国人はバカ」だと思うのは、自国が「敗戦国で、戦争責任のある側」だってことを忘れているから。軍人や軍属として、中国にも行っており、もちろん、中国人を殺して来た側です。
まあ、おそらく知っており、それを隠し、自らの立場を有利に運ぶために、繰り返し慰安婦を持ち出すのでしょうけれど。

韓国は日本から1兆7千億円の賠償金と、途方もない援助を得たのにもかかわらず、「日本は何もしていない」と主張します。
賠償金を国民に還元せず、懐に入れた大統領の娘が、日本の責任を云々言うのには、あきれ果ててしまいます。

「日韓双方が嫌いなら、国交を止めてしまえばいいんだよ」
(これは娘の友だちの言葉なそうな。)
海峡の真ん中に機雷を撒いて、行き来できなくしてしまえばどうか。
さぞ北は大喜びすることでしょう。
このことが韓国人には見えていないようですね。

さて、ブログは日々の感想であり日記なので、「記事」や「ニュース」ではありません。
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