日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

(日高・飯能) ようやく41回目の参拝(/100)

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今は今年で一番キツい時期です(体調的に)。
季節の変わり目で、持病のコントロールが難しいのに加え、秋の花粉症シリースになってます。
春はスギ花粉くらいですが、秋は何種類も入れ替わり立ち代わり反応するので、体が休まる暇がありません。
四六時中、ゲホゲホが続きます。

病院通いの合間に、名栗の「さわらびの湯」に行き、帰路の途中で高麗神社に参拝しました。
体調が今1つの時は、温泉も悪影響がありますので、入浴時間はわずか10分かそこらです。
気分転換程度ですね。

高麗神社では、「明日も無事に起きられますように」と祈願しました。
内心では、「来年はともかく、今月、来月、三か月程度は命が続いてくれると助かります」と思っていました。

この後は大きな望みも無いので、身辺整理をする時間や、「あと1、2本ほど書く時間」があれば良いと思います。

画像の最後は、尾崎紅葉浜口雄幸が寄贈した樹木となります。
浜口雄幸は昭和初期の大恐慌時代に首相になった人ですが、財政危機を乗り越えるために彼がしたことは、「国家予算の凍結」でした。
いわゆる公共事業(新規建設)を、まったく行わず、ひたすら予算を縮小することで対応したのです。

国の赤字処理を「税収を上げる」ことで対応しようとし、財政の緊縮を怠ったら、国民が苦しむだけです。
明治維新の後、税率を上げて、税収効果が上がった例は一度もありません。
江戸の末期には、飢饉が続いていたのに、租税を厳しく取り立たので、幕府が崩壊してしまいました。
いわゆる「豪商」が生まれたのは、僅かな金を貸すのに、土地を担保に出させたためです。
百姓は当然期限までに払えないので土地を取り上げられ、一部の金持ちのところに集中しました。
明治以後の財閥系資本は、幕末にあこぎな手法で財を成した豪商の末裔です。

ところで、消費税率の引き上げは当初、「景気の情勢を見極めてから」と言っていたのに、今や「財政改革をしないと欧米の信用が得られない」という論調に変質しています。
景気は低迷どころか、マイナスに転じているので、当初の約束どおりなら、10%へのアップは見送りの筈です。
税率アップの法案を通すために、「レバ・タラ」の附則を付けたわけですが、何のことはなく、最初から上げるつもりでした。
ここが「日本人は平気でウソをつく」と言われる所以です。
その一方で、相変わらず、国内外で金をばら撒き続けているので、支出は増える一方ですよ。

国連への無駄な拠出とか、削減できる支出はいくらでもありそうです。
道路は新設せず、当面は補修だけにする、とか。
飯を食う金が無いのに、家を建て替えるバカはいません。

このままでは、「幕府崩壊」も近いのでは。
ここで「維新」という言葉を使わないのは、「維新」を標榜する人たちの政策が政府与党と変わり映えのしない内容で、単なる「政権交代」を主張するだけだからです。
まあ、明治の御一新も大阪商人が陰で暗躍し、実質的に「幕藩体制の資財を収奪した」というものでしたので、本質は同じことかもしれません。