日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

(夢幻行)「閉じ込められて」

この「夢の話」に断片的に記載した「閉じ込められて」を小説に直しました。
新聞には回さず、書き下ろしのまま書籍に加えます。

場面は3つ。
1)廃病院に「私」が閉じ込められている。そこに男女2人が訪れる。
2)男女2人が病院を出て、コンビニに立ち寄る。
3)焼けたコンビニ跡に「俺」が引き寄せられる。
そこでそれぞれが怖ろしい体験をします。

ごく普通のホラー小説ですので、気楽に楽しめると思います。
現実には起きない怪談ですが、その方がドロドロ感があります。

もちろん、必ず自分の体験を入れることにしており、この話にもそれが含まれます。
毎日、駅の前で、倒れている男を見る。
いつも同じ人で、誰も気に留めないので、「コイツは幽霊に違いない」と思うようになる。
気にせずにいると、本当に人が倒れているのに、それに気づかずに通り過ぎてしまった。

実際に高校生の時に経験したことです。

校正が終わり次第に、電子書籍→紙書籍と発行します。