日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

病院にて

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多臓器に持病があり、月に6日から8日は病院で過ごします。
病状の進行を確認するための検査が5日で、後は治療です。
総合病院が家から近くなので、立って歩けるうちは入院せずに通おうと思っています。

心臓、すい臓、腎臓がメインで、さらに不規則に潰瘍が出来たりしますので、時々その検査も加わります。多臓器不全の場合、癌も出来やすいそうですね。

ひとつの診療科で、受診が終わるまでに平均して3時間は掛かります。
腎臓がやや長いのですが、最も長いのは何と言っても眼科です。こちらはレーザー治療が入ると、5時間くらいは当たり前になってます。
概ね順番待ちで、長椅子に座っている時間です。
病院の待合室の長椅子は、背もたれが直立していることが多く、病人にとってはキツイです。
1時間くらいならまだしも、2時間3時間となると、正直、「座敷があれば良いのに」と思います。
あるいは、座った時に椅子を少し倒せて、体を僅かでも伸ばせるようなリクライニングシートがあれば、患者は少し楽になると思います。

採血は5本なら少ないほう。
注射自体は平気ですが、4本×2回の時などに、不慣れな手で幾度もやり直されるのはしんどいです。
若くてカワイイ新米看護師の姿が見えると、「あの人に当たらないでよ」と願います。
もっとも、注射の上手下手は齢とは関係なく、ベテランのオバサン看護師でも、やたら針が痛い人もいますね。

金曜は、すい臓と腎臓の検査と、内臓全体のCT、エコーでした。
あっちに行って採血して、こっちで治療の注射、と半日の間、病院愛をうろうろと歩き回りました。
幸い、癌化しているものはなく、今後もこれまで通りです。 

病院の待合室では、ぼんやりと物を考えて過ごします。
小説のネタを考えるのが一番良いようで、あまり長く待った気がしません。
良い話の時は、名前を呼ばれても、気づかなかったりもします。

まあ、中高年はこんなもんです。
頑張って、寝る時間を削って働いても、結局、その資産を闘病で使うのなら、人生の折々に「日々を楽しむために時間とお金を使う」ほうがよろしいと思いますね。 

画像は病院の中。
「なぜか今日は空いている」と思ったのですが、ここはこの日診療をしない科の前でした。
席が空いているので、他科から患者さんたちが座りに来ているのでした。