日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

扉を叩く音 (17)

8月10日午前1時半の記録。

居間で横になっていたら眠くなり、うつらうつらしている。
突然、玄関の扉をノックする音が響く。

半分は夢の話です。
ただし、そのノックは拳ではなく、手の平で叩いたものになってます。
すなわち「ベタン・ベタン」という音です。
文字で書くと大したことが無さそうですが、実際は近所に聞こえそうな大きな音になってます。

「気のせい」と区別が出来るのは「ベタン」という音と音の大きさです。
この世ものならぬ存在は、基本的に打擲音が嫌い。
例えば、鈴の音、太鼓の音、手を叩いた時の音などです。
このため、自分でもこの種の音は立てません。
「カーン」とか「パチン」ではなく、あくまで重い「ベタン」。

向こう側から見ると、外から家の中に入って行きたいが、扉の内側には破魔札が貼ってあります。
これで入れない。
通常は家の人に招き入れて貰わないと中には入れません。
口惜しいので、扉を手の平で叩く。

敏感な人は、玄関先に清め塩を置いたり、鈴を置くのが良さそうです。
これで一緒に入って来るのを防止できます。

ダメなのは、玄関のチャイムを押して、「今帰ったぞ」と家の中に居る者に開けさせることです。
条件がばっちし揃うので、外で拾ってきたものを中に入れてしまいます。

夏場は滅多にありませんが、どうしたのでしょう。