日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

息子が帰省する日

 13日は息子が帰省するため、大宮まで送りました。
 他は用事があったり、体調がイマイチだったりするので、墓参りは息子の担当になってます。
 高2なので、見送りはこれが最後。「次からは家を出る時から1人で行くんだよ」と伝えてあります。
早く着いたので、東口に行き、ご飯を食べることにしました。
 こちら側は小さな路地が残っており、飲食店が沢山あります。
 15年前の池袋の雰囲気です。

 息子が「ラーメンが良い」と言うので、あるラーメン店に入りました。
 チェーン店なのですが、給仕のオバサンが「いかにも片言」の日本語でした。
 中の料理人との会話を聞くと、そっちも中国人で、店の従業員は全員アルバイトの中国人らしい。
 中華料理という訳でもなく、和風のラーメン店なので、嫌な感じがします。
 案の定、運ばれて来たラーメンはとても食えたものじゃない代物。
 思わず、「こりゃ、こういうのは15年ぶりくらいだ」と声に出して言いました。
 息子が頷いていたので、そっちもよほど不味かったのだろうと思います。
 麺が生のままでした。道理で3分で出て来ましたっけ。

 でも、この父子はまだましなほう。
 隣に、65歳くらいのオバサン客が座っていたのですが、その人は酷い目に遭っていました。
 店員が不慣れで、お盆に食器を載せて下げるのに、思い切りひっくり返したのです。ラーメンの丼をぶちまけて、客のオバサンの腰あたりにバッシャーンと汁をかけていました。
 内心、「オレなら、即切れで、店を壊すくらい暴れる」と注視したら、オバサン客は別に文句も言わず、おしぼりで拭いて貰っていました。
 片言の日本語しか話せない中国人に、ラーメンの残り汁をぶっかけられ、おざなりな「すいません」の言葉を聞かされる。文化的な違いもあるでしょうが、腹が立たないの?

 まあ、いつでもすぐ切れる準備をしている「先の無い病人」と、常識人は違うのかもしれんですが。
「オレならとりあえずテーブルをひっくり返すだろうなあ。相手が何人でも同じだ」
 それもこれも、そこの食い物が信じられないくらい不味かったせいでしょう。

 息子が新幹線の入り口に去ったので、電車に乗って帰ろうとしますが、やはり駅は鬼門らしく、気持ちが悪くなってしまいました。
人込みがダメなのだろうと思いますね。
ホームのベンチに座り、電車をひとつ見送って、次のに乗って帰りました。