日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

(日高) 猫のことが心配で  174日目

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このところ、高麗神社のトラちゃんの食が細くなっているようで、おやつをほとんど食べません。
心なしか、元気が無いように見えます。

そこで、13日には冷まし牛乳を持参して、猫に会いに行きました。
既に6時近くで、辺りは真っ暗です。
しかし、何か祈願をする人が次々に現れて、参拝して行きます。
そこは「開運神社」ということです。

駐車場から降りると、遠くの方から「ニャア」の声が聞こえます。
人間にはまったく見えませんが、猫には分かるらしい。
そう言えば、昨日、トラの気が立っていたように見えたのは、私が手術後まもなくで、血の匂いがしたからだろうと思い当りました。
服が替わろうが、その人の持つ気配は変わりません。

牛乳をそのまま飲ませると、乳糖が猫のお腹に悪いらしい。
人間でも、うまく消化できず、下痢をする人がいます。
私もトシを取って来たのか、最近、牛乳があんまり好きでは無くなって来ました。
まあ、猫の場合は、いったん温めて多糖類を分解すれば、大丈夫だろうと思います。
電子レンジでは壊れないので、コンロで温めて、常温に戻すやり方です。

それでも、猫は「本当は飲みたいのに飲めない」という風情です。
どこか具合が悪いのでしょうか。
大好物の鶏肉を与えても、やはりほとんど食べません。

参拝の後、再び駐車場に戻って来ると、猫が駆け寄って来ました。
少し離れたところに立ち、「ニャア」と鳴きます。
「まだ仕事するの?それとも、もう家に帰るの?」
そう声を掛けると、私の言葉を理解しているかのように、「ニャア」と返事をしました。

その後、猫は私の脚に体を擦り付けると、去って行きました。
「もう帰るね」と言っていたのですね。

持病が悪化してから、心と体を立て直すことが出来るまで、ほぼ1年間を要しました。
その間、ずっとあの猫と二人三脚だったような気がします。
何とか、元気を取り戻してほしいものです。