◎夏のおつまみ 「鶏皮せんべい」
暑い時期のビールのおつまみに最適です。
1)元の料理は、豚の腸の揚げ物(フィリピン料理)。
・豚の腸を塩水で良く洗って、乾燥させる。
・半乾きになったら、熱めの油でからっと揚げる。
・タレは、酢に塩コショウ、砂糖少量と、醤油かナンプラー(香り付け)。
レモンかライムを絞る。ネギやミョウガ、パクチーはお好みで。
鷹の爪か唐辛子も好き好きです。
ホルモン焼きが好きな人は、堪えられませんが、難点は「腸を干す」ところ。(かなりグロイです。)
仕方なく、鶏の皮で代用します。
2)鶏皮せんべい
・鶏の皮に下味を振り、よく広げて干す。
・半乾きになったところで、油で揚げる。
これだけです。タレは豚と同じで、レモンを強くするとさっぱりします。
難題は、やはり「干す」というステップです。
物干し竿を使うと、カラスが来襲します。籠や干物ネットを被せても、2階のベランダくらいでは、カラスに気付かれます。
庭で干すと、野良猫が集団になって襲いに来ます。
普段、見慣れているあの猫たちが「野獣」に戻りますので、面白いといえば面白いのですが、料理が先には進まなくなります。
あとは「温室の中で干す」くらいしか方法がありません。
十分に乾燥させてから揚げると、ポテトチップスみたいにパリパリに揚がります。
その状態になると、びっくりするくらい美味です。あとは野菜スティックくらいのつまみで、ビールが美味しく飲めそう。
乾燥が甘いと、画像のように「鶏皮の唐揚げ」になってしまいます。ただし、鶏の唐揚げが重く感じる時には、こっちにすると食べ易いです。何と言っても材料費が安いのが良いところ。
味自体は鶏ももの唐揚げとはまったく別の料理になります。
残念ながら、ビールも野菜スティックも楽しめなくなったので、鶏皮唐揚げをひと口ふた口味わうことで昔を偲んでいます。
居酒屋のおつまみで出したら、一部の客に受けそうです。