梅の花が咲き始めてから、もはや3週間以上経っているのに、まだ咲いています。
開花時期が異なる木もあるのですが、同じ木の花もいまだに咲いています。
木々の近くに行くと、花の香りがして、いよいよ春が来ることを実感します。
梅は、花と香りで人の心を楽しませてくれるだけでなく、長く食べられる実を結んでくれます。
それなのに、どこか桜と違って、扱いが悪いような気がします。
「さくら」「桜子」という名の女の子はいますが、「梅」「梅子」「梅実」という名前の女性はほとんどいません。
これってどこか不公平ではないか。
梅の花のイメージが重なる女性は(勝手ですが)、スポーツ選手なら、卓球の平野サヤカ元選手。
あのシャキシャキ感と、「いずれ肝っ玉母さんになるだろうな」という感じがステキです。
タレントなら、坂下チリコさん。実は半端なくお綺麗なのですが、画面では地味目に見えます。肌をさらさないところも良いところですね。こちらもしっかりと「お母さん」をこなせそう。
ま、スポットライトが当たり過ぎると、ろくなことはなさそうなので、今の感じが一番良いのかもしれません。
高校あたりだと、学年に一人くらい、立っているだけで目を引くような女子がいるものです。華やかで、桜のような輝きがあります。
ところが、数十年経つと、あの時の華はどこへやらって感じに。
陰で「今やウバ桜」と言われてしまいます。
ところが、あの頃地味で目立たなかった女子が、ほとんど変わらぬ印象のままだったりします。
梅はなかなか萎まぬのです。
桜は桜で良いところがあるし、梅にも捨て難い魅力があるように感じます。