◎防弾チョッキが必要
おおっぴらに名前を出したことで、すぐさま「誰か」に殺される危険性は小さくなったが、しかし、その「誰か」が命じなくとも勝手に動く者はいる。
「コイツがいれば大将が困るだろう」「コイツがいなくなればあの人が助かる」と考えるわけだ。
そうなると、籠池氏が殺されてしまう可能性はまだ残っている。
場所は、国会議事堂に入る直前だ。
取材の記者たちがワンサカ囲んでいるだろうし、人込みの中に紛れやすい。
ま、籠池氏は防弾チョッキを着ていくことが望ましい。
それが間に合わないのなら、コートの下、肝臓の辺りに少年漫画雑誌を入れておくことだ。とりあえずは、刺された時に助かるチャンスがほんの少し広がる。
(心臓の近辺には肋骨があり、ナイフが通らないことが多いそうで、多く肝臓が狙われる。肝臓には血が集まるので、ひと刺しでアウト。)
でも、もし籠池氏が危害を加えられる場合は、氏の言動に少なからず「事実」が含まれているということを意味する。
政・官を横断する「悪のシンジケート」が実在する証明になるわけだ。
警察は常に政権側なので、現場でヒットマンらしき人物を見ても、気が付かないふりをすると思う。
警察が出動するのは、常に事件が起きた後の話だ。
なお、籠池氏は、もしもの時のために、事前に証言内容を録画しておくだろうから、これから氏を殺しても間に合わない。
共謀法が出来ると、こんな他愛も無い妄想でも、警察にしょっぴかれるようになる。
ま、籠池氏の証人喚問で、共謀法どころか政府が飛んでしまうかもしれないが。
いつも共謀法を作ろうとすると、何かしら不都合なことが起きる。
こいつが「験の悪い」法律だってことに早く気付くべきだ。
籠池氏は今やジョーカー(「道化師」かつ「愚か者」)になった。
野党にとっては千載一遇の大チャンスだ。