日刊早坂ノボル新聞

日々のよしなしごとを記しています。

扉を叩く音 (続)

「例年、11月頃から3月の間に、深夜、玄関の扉を叩く音がする」話の続きです。

郷里の「昔暮らしていた家」に寄り、向かいの家の庭の石を見て来たのですが、その夜のことです。
移動が多く、疲れていたので、早々に休んでいました。

暗闇の中に沈んでいると、「ピンポーン」とチャイムの音が聞こえます。
すぐに目を覚まし、起き上がりました。
「はあい」と返事をします。
自分の意識では「自宅に居る」つもりだったのですが、起き上がってみると、そこは郷里の実家でした。
少し混乱します。
「ありゃ。自分ちでもないのに、どういうこと?」
時計を見ると、12時半でした。

直感的に「ああ。お知らせがあるのだな」と思ってしまうのですが、しかし、チャイムは私の頭の中だけで聞こえているので、自意識がもたらす何かだろうとは思います。
何にせよ、もう四月なので、そろそろ止まって欲しいです。